大自然の中でゆったりと、あるいは思い切りキャンプを楽しんで、いつもとは違うキャンプごはんを楽しんだなら、次に楽しみなのは食事後の「キャンプでのお酒」のシーンです。もちろん大自然の中という、普段とは違う環境下で楽しむお酒はそれだけで楽しいものですが、ここに美味しいおつまみがあればさらに楽しい時間となることでしょう。この記事では、キャンプのお酒シーンで活躍する、かんたんに作れておいしいおつまみメニューをご紹介します。
市販品もいいけど、やっぱり手作りは魅力的!
普段、お家でお酒を楽しむときには、市販品のおつまみを購入するという方がほとんどでしょう。スナック菓子やおつまみとして製造されたものを購入することが多くなるでしょう。しかし、せっかくキャンプに訪れて、キャンプ用の調理器具などを持っているのであれば、おつまみについても自作してみるというのもまた、キャンプの楽しみ方のひとつです。なかには、本当に短時間で、しかも材料も少なく作ることができるおつまみもありますので、キャンプでお酒を楽しむ際に、ぜひ参考としてみてくださいね。
居酒屋では定番?チーズはんぺん
市販のはんぺんとチーズ、それに少量の醤油があれば、居酒屋ではよくみる「チーズはんぺん」を作ることができます。はんぺんに切れ目を入れてチーズをはさみ、焼きながら醤油を少し垂らせば、香ばしい焦がし醤油の香りとチーズのうま味をたっぷりと味わえるおつまみメニューが楽しめます。ビールだけでなく、焼酎や日本酒などの、いろいろなお酒に合うおつまみとなるでしょう。また、材料も少なく調理工程も単純であることから、キャンプのシーンにぴったりといえるでしょう。
手間を徹底的に削減!炒り卵
お酒を飲みながら、なにかもう一品おつまみが欲しいと思ったとき、徹底的に手間がなく、調理時間も少なくしたいなら、炒り卵もおすすめのメニューです。そぼろ丼などにも使われる炒り卵ですが、お酒を飲みながらつまむにはぴったりです。塩こしょうで味付けをすると食べやすい味になるほか、場合によっては黒胡椒を使うとより香ばしく仕上がり、ご飯のおかずにもなるメニューとなります。材料は調味料を除けば卵1つでできることも、荷物を極力少なくしたいキャンプのシーンでは嬉しいポイントといえます。
ビールによくあう!冷しゃぶサラダ
ビールのおつまみにお肉が欲しいけれど、がっつりと焼いたお肉は、もう夕食に食べてしまったし…というような場合にぴったりといえるのが「冷しゃぶ」です。お湯をくぐらせて食べやすくした豚肉に、シャキシャキとした食感のレタスやベビーリーフ、みずななどを組み合わせ、ごまドレッシングをかければ、あっさりとしたおつまみにぴったりの冷しゃぶが完成します。お肉はお湯にくぐらせるだけなので、足りなくなってきたら適宜作りながらお酒を飲むことができるのもいいですね。また、夏場などでおつまみには爽やかな味がほしいというときにも最適です。
とろっとしたチーズと胡椒のハーモニー!ベーコンチーズ
スキレットが1つあれば作れるのが「ベーコンチーズ」です。チーズも色々と選択肢があり、スライスチーズなどで作ってもよいのですが、塊となっているカマンベールチーズなどをベーコンで包むようにして、上から黒胡椒をふりかけると、黒胡椒の香ばしい香りととろりと溶けたチーズとが絶妙のハーモニーを奏でるベーコンチーズの完成です。出来上がったときにナイフをいれると、とろりとチーズがはみ出てくる楽しみもあります。チーズもベーコンもお酒とよく合うメニューですから、この両者の組み合わせによるメニューは、おつまみとしても最適のキャンプメニューになります。
まとめ
キャンプのシーンでお酒を楽しむことは多くありますが、おつまみは市販のお菓子などで済ませているという方も多いでしょう。もちろんそれでもよいのですが、ときにはキャンプの食事のために用意した素材や調理器具、調味料を使っておつまみを自作してみるというのもいいでしょう。キャンプでのおつまみ選びの際に、ぜひ参考としてみてくださいね。