キャンプ用薪ストーブの片付け方をお探しですか?
もしキャンプ用薪ストーブ初心者さまであれば、設置の時はご苦労されたことでしょう。
火を使う薪ストーブは、どうしても他のキャンプギアと比べると手間がかかり、用心深く扱う必要があります。
ところで楽しいキャンプが終わった後に、待ち構えているのが薪ストーブの片付けです。
薪ストーブの片付けは、設置の逆をやるだけですが、実際にやろうとするとわからないことだらけですよね。
では薪ストーブの片付けは一体どうすれば良いのでしょうか。
今回はキャンプ用薪ストーブの片付けの7つの流れについて詳しくご紹介します。
目次
キャンプ用薪ストーブの片付けは一体どれくらいの時間がかかるのか?
初めてキャンプ用薪ストーブの片付けをされますか?
初めてだと、一体どれくらいの時間がかかるのか想像がつきませんよね。
ただ単に片付けるのであれば、おおよそ設置した時と同じくらいの時間ですみます。
ところが片付けは、設置と同じくらいの時間ではすみません。
というのは設置は、薪ストーブのパーツをそのまま組み立てるだけで良いからです。
それに対して片付けは、解体した後にやることがいくつもあります。
キャンプ用薪ストーブの片付けは、設置の1.5倍~2倍の時間を予想されていた方が良いでしょう。
次の章からはキャンプ用薪ストーブの片付けの流れについてご紹介します。
※薪ストーブの片付け作業をされる時には、必ず耐火手袋か、熱を通さない皮手袋を使ってから作業をされてください。
①薪ストーブの火を消火する
キャンプ用薪ストーブの片付けの流れの1つ目が「薪ストーブの火を消火する」ことです。
ただし薪ストーブは、石油ストーブやガスストーブのようにスイッチを捻れば火が消えてくれる暖房器具ではありません。
そのため薪ストーブの火を消火することは、石油ストーブやガスストーブに比べると手間がかかります。
こちらでは薪ストーブの火を消火する3つのポイントついてご紹介します。
1⃣薪ストーブの消火に水は厳禁
薪ストーブの火を消火する1つめのポイントが「薪ストーブの消火に水は厳禁」です。
一見薪ストーブは薪を燃料にしていることから、焚火やキャンプファイヤーのように水をかけて消火しがちです。
ところが薪ストーブの消火に水を使うと、それまで熱で膨張していたパーツが急激に冷やされてしまい、変形、破損、破壊されてしまうことがあります。
薪ストーブの消火には絶対に水は使わないようにしましょう。
2⃣薪ストーブの火を燃焼させてしまう
薪ストーブの火を消火する2つめのポイントが「薪ストーブの火を燃焼させてしまう」ことです。
あらかじめ薪ストーブを片付ける時間を決めておき、薪の投入をストップします。
薪の最後の投入から3~4時間あれば、薪は燃焼し尽してしまいます。
3⃣薪ストーブの火を火消し壺に移してしまう
薪ストーブの火を消火する3つめのポイントが「薪ストーブの火を火消し壺に移してしまう」ことです。
薪の火は、灰になっても中々消えてくれません。
灰をあさると炭火が残っていることもあります。
そうなるといつまで経っても燃焼室内は片付けできません。
スコップなどで灰をすくってしまい、火消し壺に移してしまいましょう。
そうすることで、燃焼室内の片付けをすることができます。
※次の章からは、薪ストーブと煙突が常温に戻ったことを確認してから作業をされてください。
②煙突の解体・掃除
キャンプ用薪ストーブの片付けの流れの2つ目が「煙突の解体・掃除」です。
最初に煙突を固定しているロープを全てはずし、地面に刺しているペグを抜いてしまいます。
何も固定しているものがなくなったら、煙突を先端から解体します。
高い位置にある場合は、脚立を使用して、足元に十分注意してから作業をしましょう。
全ての煙突の解体が終わったら、煙突の中に溜まったススをブラシで掃除、外側も乾いたウエスでススを拭きとりましょう。
その後、地面に煙突を並べておきます。
③燃焼室内を掃除する
キャンプ用薪ストーブの片付けの流れの3つ目が「燃焼室内を掃除する」です。
燃焼室内は、灰やススが残っています。
灰は全てかき出し、ブロアがあれば、一度風を当てて外に噴き出してしまいましょう。
最後に乾いたウエスで燃焼室内と本体外部を拭きあげましょう。
④脚や本体外回りを片付ける
キャンプ用薪ストーブの片付けの流れの4つ目が「脚や本体外回りを片付ける」です。
薪ストーブにもよりますが、本体に脚、テーブル、フックなどがある場合は、外れるものは全て外してください。
折り畳めるものは、全て折り畳んでください。
薪ストーブ本体を、持ち運びやすいようにしましょう。
⑤煙突を燃焼室内に入れてしまう
キャンプ用薪ストーブの片付けの流れの5つ目が「煙突を燃焼室内に入れてしまう」です。
最近の薪ストーブであれば、解体した煙突は薪ストーブ本体の燃焼室内に収納することができます。
また煙突以外にも収納室内に入るものがあれば、全部入れてしまいましょう。
⑥収納ケースに入れる
キャンプ用薪ストーブの片付けの流れの6つ目が「収納ケースに入れる」です。
薪ストーブ本体やその他パーツは、収納ケースに入れてしまいましょう。
収納ケースがない場合は、薪ストーブ本体とパーツがバラバラにならないように、車にまとめて入れておきましょう。
⑦火消し壺に移した火を消火する
キャンプ用薪ストーブの片付けの流れの7つ目が「火消し壺に移した火を消火する」です。
薪ストーブで使っていた火が、燃焼し尽していたらOKです。
もしも消えていなければ、ここからは水をかけて消火してください。
灰はキャンプ場の灰捨て場に捨てておきましょう。
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