薪ストーブの必需品、煙突ガードをお探しですか?
冬キャンプになると、欲しくなるのが温かい暖房用品です。
現在は暖房の中でも、薪ストーブの人気が高まっています。
ところで薪ストーブを使う上で、必需品になるのが煙突ガードです。
では一体どんな煙突ガードがあるのでしょうか。
今回は薪ストーブの必需品煙突ガード3選について詳しくご紹介します。
目次
煙突ガードとは何か?
煙突ガードとは一体何かご存じですか?
冬のテントキャンプで、薪ストーブの経験がないと、煙突ガードが一体どんなものなのかよくわかりませんよね。
煙突ガードは、通称「幕除け(まくよけ)」と呼ばれています。
「幕除け」とは「テントよけ」のことで、意味はテントに(直接)触れないようにするためのモノという意味です。
また煙突ガードの正式名称は「(テント)プロテクター」と呼ばれています。
プロテクターは、主に薪ストーブ用の煙突の正規品の煙突ガードになります。
なぜ煙突ガードが必要なのか?
ではなぜ煙突ガードが必要なのでしょうか?
煙突は、薪ストーブが高熱を発すると、同じように高熱を発します。
その時の煙突の温度は、約130度近くまで高まります。
この130度近くある煙突が、テント生地であるナイロンやポリエステルなどの化学繊維に長時間触れ続けると、溶け始めていきます。
また場合によっては、火災にまで発展するケースもあります。
これらの理由から、テント内で薪ストーブを使われる時には、煙突ガードが必需品になります。
煙突ガードを、テント付近の煙突に取り付けることで、テントの溶けや燃えを防ぐことができます。
煙突ガードは自作することもできる!
煙突ガードは、正規品であれば「プロテクター」の名称で売られています。
ところが中には、できるだけ値段を安く済ませたいと思っている人もいて、煙突ガードを自作される人もいます。
実は煙突ガードは、だれにでも簡単に作れます。
最もメジャーな材料は「傘立て」を使った煙突ガードです。
材料になる「傘立て」は、一般的なホームセンターにある金網状の「傘立て」でOKです。
また「傘立て」で作った煙突ガードに、さらに断熱材を巻いたり、断熱ボードで仕切りをすることでテントに直接触れないように使います。
これにより効果がさらに高まりますよ。
次の章からは、冬キャンプの薪ストーブで使われる煙突ガード(プロテクター)についてご紹介します。
冬キャンプ薪ストーブの煙突ガード① G-Stove(ジーストーブ) 専用
冬キャンプでの薪ストーブの煙突ガードの1つ目が「G-Stove(ジーストーブ) 専用」です。
ジーストーブとは、北欧ノルウェー製の薪ストーブブランドのことです。
ジーストーブは、洗練されたフォルム、シンプルな機能、美しいデザインという北欧らしさが存分に盛り込まれた薪ストーブブランドです。
一般的な薪ストーブは、鉄製が多いのですが、ジーストーブはステンレスが使われています。
そのためジーストーブは、サビにくく、軽く、丈夫な薪ストーブです。
ジーストーブの煙突は、煙の排出をスムーズにするために、真上に向かって伸びています。
そして煙突のテント生地付近に取り付けられるのが「ジーストーブ専用」煙突ガードです。
サイズは長さ365×直径120mm 重さ560gほどの「ステンレスメッシュ」タイプのプロテクターです。
「メッシュ」タイプにした理由は、軽量化と、放熱性の向上を高めているからです。
煙突ガードですが「ジーストーブ専用」は、非常に美しいデザインに仕上がっていますよ。
冬キャンプ薪ストーブの煙突ガード② テンマクデザイン ウッドストーブML兼用オプション プロテクター
冬キャンプでの薪ストーブの煙突ガードの2つ目が「テンマクデザイン ウッドストーブML兼用オプション プロテクター」です。
こちらは日本のアウトドアブランド、テンマクデザインの薪ストーブ「ウッドストーブ」用の煙突ガードです。
実はテンマクデザインの「ウッドストーブ」は、ノルウェー製の薪ストーブ「ジーストーブ」と同じように、ステンレス製のボディに、洗練されたデザインが採用されています。
非常に美しく、一見薪ストーブには見えないほどのスタイリッシュなデザインに仕上がっています。
どちらも一目見ただけでは区別がつきませんが、大きく違う点があります。
それは「ウッドストーブ」の方は天板が開いて、調理ができることです。
キャンプで、楽しくクッキングができますよ。
また「ウッドストーブ」の煙突も洗練されており、ステンレス製で排気ダンパー付きです。
「ウッドストーブ」用の煙突ガードは「縦横目地」タイプです。
こちらも煙突パイプに装着することで、テントの溶けや燃えを防ぐことができます。
日本らしいデザインが採用されていますよ。
冬キャンプ薪ストーブの煙突ガード③ Locomo(ロコモ)薪ストーブ テントプロテクター 煙突ガード
冬キャンプでの薪ストーブの煙突ガードの3つ目が「Locomo(ロコモ)薪ストーブ テントプロテクター 煙突ガード」です。
こちらの煙突ガードは、薪ストーブロコモシリーズに使われている煙突ガードです。
ロコモとは、コンパクトで、シンプルなソロキャンパーさま向きの薪ストーブです。
小さくて運びやすい形をしています。
ロコモには、別売りのオプションで「フラッシングキット」もありますが、煙突ガードもあります。
煙突ガードの特徴は、ステンレス製のメッシュタイプの煙突ガードです。
こちらも本体と同じく、非常に軽く、放熱性が高くなるように設計されています。