キャンプ用薪ストーブの掃除の仕方をお探しですか?
キャンプ用薪ストーブを満足できる形で使うには、日頃からの掃除が欠かせません。
ではキャンプ用薪ストーブの掃除は一体どうすれば良いのでしょうか。
今回は簡単キャンプ用薪ストーブの掃除の仕方について詳しくご紹介します。
キャンプ用薪ストーブの掃除する箇所
ほとんどの人は、キャンプ用の薪ストーブを掃除するといっても、どこをどのように掃除すればよいのか、わからないというのが正直なところでしょう。
ではキャンプ用薪ストーブはどの箇所を掃除すれば良いのでしょうか。
こちらではキャンプ用薪ストーブの掃除する箇所についてご紹介します。
①灰受け部
灰受け部とは、薪が燃焼した後に落ちてくる灰を受け止める皿の部分のことです。
こちらはキャンプで1回使うごとに灰を捨てないと、大変な量の灰が溜まります。
実はキャンプ用の薪ストーブは、小さい薪ストーブでも薪1束分が2~5時間くらいで使い切ります。
火力を最大限にしていると約2時間くらいで薪を使い切ります。
つまり最短で2時間で、薪1束分が灰になっているということです。
寒さが厳しい日であれば、5~10束くらい軽く使い切ります。
よってキャンプ当日であっても、まめに灰の取り出しをしていないと、灰受け部には灰が山盛りになります。
灰受け部の掃除は、当然やるべき箇所の最優先の箇所と言えます。
②ガラス窓部
ガラス窓部は灰はそれほどでもありませんが、燃焼によるススやタールがつきます。
小さいガラス窓であれば、ススやタールで中が見えなくなるほどです。
こちらはガラス窓の内側を中心にして掃除をしましょう。
③本体内部
本体内部は、灰、スス、タールがこびりつく箇所です。
使っていない時に外から内部を見ると愕然とするほど汚れています。
よってしっかりと掃除をしましょう。
④本体外側
本体外側はそれほど汚れはわかりません。
ただしホコリやススなどが付着しているので、やはりこちらも掃除をしましょう。
⑤煙突部
煙突部はかなり汚れている場所です。
煙突の外部はそれほど汚れがわかりませんが、内部は煙が通る道なのでタールがべっとりと付着しています。
タールは簡単には落ちません。
特殊なやり方でタールを落とします。
次の章からキャンプ用薪ストーブの箇所ごとの掃除の仕方についてご紹介します。
①灰受け部の掃除の仕方
キャンプ用薪ストーブの掃除の仕方の1つ目が「灰受け部の掃除の仕方」です。
1回でもキャンプ用薪ストーブを使うと、灰受け部には灰がこんもりと溜まります。
通常はキャンプ終了時に灰だけは、キャンプ場で取りだし「灰捨て場」に捨てます。
薪ストーブや焚き火台、キャンプファイヤーがOKなキャンプ場であれば「灰捨て場」があります。
「灰捨て場」に灰を捨ててから、帰宅されてください。
続いて灰受け部の掃除の仕方に入ります。
薪ストーブは1度でも使うと、灰受け部に灰が溜まります。
溜まった灰は、最初に専用のショベルを使いかきだしてください。
灰受け部自体が「灰受け皿」になっていれば「灰受け皿」ごと1度本体から抜いて、灰をゴミ袋に入れてください。
その時「灰受け皿」に灰が残っていれば、全てブラシでかき出してください。
ブラシを使っても「灰受け皿」には微量の灰がついているので、残りをハンディタイプの掃除機で吸いだして下さい。
最後に灰受け部、または灰受け皿をウエスで拭きあげて掃除は完了です。
②ガラス窓部の掃除の仕方
キャンプ用薪ストーブの掃除の仕方の2つ目が「ガラス窓部の掃除の仕方」です。
ガラス窓部の内側は主に灰とススで汚れています。
まず最初にブラシで灰を落としてしまいます。(落ちなければそのままでもOKです)
次に水で絞ったウエスで拭きあげます。
この時、灰は全て落ちてしまい、ススもある程度落ちてしまいます。
もしもガラス面にタールがこびりついていたら、ガラスクリーナーを吹き付けて、しばらく放置します。
その後タールが落ちてきたら、乾いたティッシュで拭きあげるときれいに落ちます。
ガラス窓部の表面や開閉扉は、ウエスで水拭きすれば汚れは落ちます。
ガラス窓部の掃除はこれで完了です。
③本体内部の掃除の仕方
キャンプ用薪ストーブの掃除の仕方の3つ目が「本体内部の掃除の仕方」です。
本体内部は、灰、スス、タールという薪ストーブの全ての汚れが集まっている場所です。
汚れを順番に掃除していきます。
最初に灰を全てブラシで落とします。
この時灰受け部、または灰受け皿の上には養生シートを敷き、何箇所か養生テープでとめて灰や汚れが下に落ちないようにしましょう。
灰受け部、または灰受け皿の掃除が、本体内部の掃除よりも後であれば、そのまま灰や汚れを落としてもよいです。
次にブラシで落ちなかった灰を、ハンディタイプの掃除機で吸いだします。
この時煙突口や吸気口にも、ハンディタイプの掃除機をかけて灰を吸いだしておきましょう。
ススやタールはそのままでは落ちないので、薪ストーブクリーナーを吹き付けて、しばらく放置します。
その後乾いたティッシュで拭きあげてください。
本体内部の掃除はこれで完了です。
④本体外側の掃除の仕方
キャンプ用薪ストーブの掃除の仕方の4つ目が「本体外側の掃除の仕方」です。
本体の外側はホコリやススで汚れていれば、ウエスで一度水拭きされてください。
タールなどがこびりついている時には、薪ストーブクリーナーを吹き付けてしばらく放置した後、乾いたティッシュで拭きあげてください。
本体外側の掃除はこれで完了です。
⑤煙突部の掃除の仕方
キャンプ用薪ストーブの掃除の仕方の5つ目が「煙突部の掃除の仕方」です。
煙突の外部は、あまり汚れないので、ウエスで一度水拭きされてください。
内部は間違いなくタールがこびりついています。
煙突部の内部は、キャンプ場か広い場所で掃除をしましょう。
キャンプ場か広い場所で焚き火をして、焚き火に煙突を当てると、タールが溶けて出てきます。
溶けて出てきたタールを、一度乾いたティッシュで拭きあげて、薪ストーブクリーナーを吹き付けて、再度乾いたティッシュで拭きあげてください。
タールがとれて、煙突内部がきれいになります。
煙突部の掃除はこれで完了です。