キャンプ用の薪ストーブのメンテナス方法をお探しですか?
キャンプ用の薪ストーブを使用していないと、一体どうやってメンテナンスをすればよいのかよくわかりませんよね。
キャンプ用の薪ストーブ初心者さまであればなおさらです。
では薪ストーブのメンテナンスはどうすればよいのでしょうか。
今回はキャンプ用薪ストーブのメンテナンス方法について詳しくご紹介します。
目次
キャンプ用薪ストーブのメンテナンスはオンシーズンとオフシーズンで異なる
キャンプ用薪ストーブのメンテナンスは「オンシーズン」と「オフシーズン」で異なります。
ここでいう「オンシーズン」とは、薪ストーブが必要なシーズンのことです。
「オフシーズン」とは、薪ストーブが不要なシーズンのことです。
「オンシーズン」中のメンテナンスは、よく汚れる場所を中心にメンテナンスをします。
また「オフシーズン」中のメンテナスは、薪ストーブが稼働中はメンテナンスができない場所を中心にメンテナンスをします。
次のシーズンまで使わないことを前提にメンテナンスをすることです。
よって「オンシーズン」中がレギュラーメンテナンス、「オフシーズン」中がシャットダウンメンテナンスとなります。
オンシーズンメンテナンスの方法
キャンプ用の薪ストーブのオンシーズンメンテナスとは、キャンプ場やアウトドア環境で
使う前や使った後でのメンテナスになります。
そのため「目に見えて汚れる場所」を中心にメンテナンスを行います。
こちらではオンシーズンの3つのメンテナンスについてそれぞれご紹介します。
オンシーズンメンテナンス① 開閉扉周りのメンテナンス
キャンプ用薪ストーブのオンシーズンメンテナンスの1つ目が「開閉扉周りのメンテナンス」です。
キャンプ用薪ストーブの開閉扉周りは、薪ストーブの「顔」になります。
特に「ガラス窓」がついている場合は、しっかりと汚れを落として、燃焼室内の様子がよく見えるように磨き上げてください。
「ガラス窓」に、ススや灰が付いたままだと、せっかくの薪ストーブキャンプが台無しになります。
また開閉扉周りで見落としがちな場所が「ガスケット」です。
ガスケットとは、開閉扉と開閉口を密閉するためのパッキンの役目をする部分です。
このガスケットに灰や燃えカスが溜まってくると、扉の締りが悪くなったり、蝶番が不具合を起こし取り換えなければならなくなります。
オンシーズンメンテナンス② 燃焼室のメンテナンス
キャンプ用薪ストーブのオンシーズンメンテナンスの2つ目が「燃焼室のメンテナンス」です。
燃焼室のメンテナンスこそ、キャンプ用薪ストーブのオンシーズンメンテナンスのメインです。
燃焼室は、一度でも薪を燃やすと灰や燃えカスが残り、ススが付着します。
最もメインでメンテナンスをする必要があるのは灰の排出です。
ところで薪ストーブを使用中に、ダンパーや吸気レバーの効果がイマイチ弱いと感じたことはないでしょうか。
もしもダンパーや吸気レバーの効果がイマイチ弱いと感じるようであれば、燃焼室内にある煙突への穴や吸気口などが灰や燃えカスが詰まっているおそれがあります。
しっかりと取り除いておきましょう。
ダンパーや吸気レバーの調子が悪いと不完全燃焼を招くおそれもあります。十分注意されてください。
オンシーズンメンテナンス③ 薪ストーブ外周りのメンテナス
キャンプ用薪ストーブのオンシーズンメンテナンスの3つ目が「薪ストーブ外周りのメンテナス」です。
当然の話ですが、薪ストーブ周りはきれいにしておくように心がけましょう。
燃えやすいもの、熱によって溶けるもの、臭いが発生するものなどを極力天板の上に載せたり、横壁や脚に取り付けたりしないようにしましょう。
ちょっとしたことが不具合につながります。
オフシーズンメンテナンスの方法
キャンプ用の薪ストーブのオフシーズンメンテナスとは、次のオンシーズン前まで使わない時に行うメンテナスです。
オフシーズンメンテナスの場合は、本体、煙突、脚、周辺機器などを一度解体して、オンシーズン中はメンテナスできないような「目に見えない場所」を中心に行います。
また破損や不具合、紛失がないかなど、安全な使用に問題がある箇所もメンテナスを行ってください。
こちらではオフシーズンの3つのメンテナンスについてそれぞれご紹介します。
オフシーズンメンテナンス① 薪ストーブ本体のメンテナス
キャンプ用薪ストーブのオフシーズンメンテナンスの1つ目が「薪ストーブ本体のメンテナス」です。
当然の話ですが、オフシーズンメンテナンスの基本が、薪ストーブ本体のメンテナスです。
この時は燃焼室の灰やスス、燃えカスの除去と掃除を中心に行います。
次に開閉扉、煙突口、吸気口、吸気レバー、その他が次回に正常に機能するかを確認します。
不具合やつまりがあれば取り除き、修理、取り換えなどの適切なメンテナスを行ってください。
オフシーズンメンテナンス② 煙突部のメンテナス
キャンプ用薪ストーブのオフシーズンメンテナンスの2つ目が「煙突部のメンテナス」です。
煙突の中には、オンシーズン中に溜まったススや汚れが付着しています。
キャンプ用の薪ストーブの煙突であれば、おおよそ手が届く長さに1本ずつを解体できます。
ブラシなどを使ってしっかりと落としてください。
またトップ部、ジョイント部、ダンパー部などに不具合がある場合は修理か入れ替えをしましょう。
オフシーズンメンテナンス③ 本体脚部のメンテナス
キャンプ用薪ストーブのオフシーズンメンテナンスの3つ目が「本体脚部のメンテナス」です。
キャンプ用の薪ストーブであれば、キャンプ場まで運ぶ必要があるので、薪ストーブの脚は押し畳み式か装着式がメインです。
そのため何度も使っていると、折り畳みや装着に不具合が起こる場合があります。
ぜひ問題があればオフシーズンメンテナンスの時に修理や取り換えを行われてください。