キャンプで焚き火を成功させたいですよね。
ところで、実際にキャンプで焚き火をやってみると思ったようにはいきません。
意外にコツがあり、初心者であれば、ほぼ失敗してしまいます。
では、焚き火を成功するには、一体どうすれば良いのでしょうか。
今回はキャンプでの焚き火のやり方 絶対に成功させる4つの方法 についてご紹介します。
①焚き火が燃える仕組みを理解する
キャンプでの焚き火のやり方 絶対に成功させる1つ目の方法が「焚き火が燃える仕組みを理解する」ことです。
一見焚き火は、だれでも簡単にできるように見えます。
ところが、焚き火が燃える仕組みを理解できていないと、そもそも火が点火できません。また点火できてもすぐに消えてしまいます。
実は、焚き火 が燃える仕組みは、次の3点がポイントになります。
・火種
・燃料
・酸素
火種と燃料は、火起こしの時に重要です。また、その後火が起こったら、今度は燃料だけでは焚き火になってくれません。
本物の焚き火になるには、酸素が十分に供給されてこそ、初めて焚き火になります。
また逆に、焚き火を消す時には、燃料を水で消すよりも酸素を遮断することで、簡単に消すことができます。
よって、焚き火が燃える仕組みを理解するには、火種・燃料・酸素のバランスを理解することが重要になります。
〇焚き火を成功させるアイテム Actdure 火吹き棒
②焚き火をするためのアイテムを準備する
キャンプでの焚き火のやり方 絶対に成功させる2つ目の方法が「焚き火をするためのアイテムを準備する」ことです。
焚き火をするためには、次の11アイテムが必要になります。
①焚き火台
②燃料(薪・焚き木)
③なた・ナイフ
④柄が長いライター・アウトドア用マッチ
⑤火おこし用の紙(新聞紙など)
⑥着火剤(固形・ジェル)
⑦火吹き棒
⑧耐火グローブ
⑨火ばさみ・トング
⑩水が入ったバケツ
⑪火消し壺
特に、この11アイテムの中でも重要になってくるのが「なた・ナイフ」です。
理由は、焚き火への最適な燃料の投入が、焚き火の成功に影響するからです。
実は、薪や焚き木は、そのままでは焚き火には使えません。
焚き火は、火おこしから熾火(おきび)までのあらゆる段階が存在します。
そのため、割りばしサイズの枝木から、極太サイズの薪までをそろえる必要があります。
それができるのは、薪や焚き木の大きさを変えられる「なた・ナイフ」です。
これらがあることで、安定的で段階的な燃料の投入が可能になります。
〇焚き火を成功させるアイテム ハルタホース オールラウンド
③燃えやすい薪のくべ方
キャンプでの焚き火のやり方 絶対に成功させる3つ目の方法が「燃えやすい薪のくべ方」です。
焚き火は、薪を適当にくべても燃えてくれません。
薪を上手に燃やすには、燃えやすい薪のくべ方を行う必要があります。
具体的には、次の流れで薪をくべると、焚き火が上手く燃えてくれます。
①着火剤に火をつける
②火おこし紙に火が移る
③枯れ葉に火が移る
④割りばしくらいの幅の枝木に火が移る
⑤3センチ幅くらいの中薪に火が移る
⑥3センチ幅以上の太薪に火が移る
以上①~⑥の順番で、火をつけ、薪をくべると上手に焚き火が燃えてくれます。
また次に大事なことは、枝や薪を炎の真上にくべないことです。
炎の真上にくべてしまうと、炎に酸素が足りなくなり、消えてしまうことがあります。
極力、次に炎が燃える方向に向かって、次の燃料を投入するようにしましょう。
また一度に大量の燃料を投入するのも、よくありません。
焚き火の段階に合わせて、上手にコントロールするように薪や焚き木を投入してください。
〇焚き火を成功させるアイテム コールマン 焚火台 ファイアーディスク
④焚き火の消し方と後始末
キャンプでの焚き火のやり方 絶対に成功させる4つ目の方法が「焚き火の消し方と後始末」です。
一般的に焚き火を消すには、水を焚き火の上からかけて、消すイメージがありますよね。
ところがこの方法は、キャンプでの焚き火ではNGです。
キャンプで焚き火を上手に消すには、燃焼時間を計算して、消す時間に合わせて薪の投入をストップすることです。
なので、燃料の投入を調整して焚き火を消します。
また、焚き火の後始末は、焚き火が消えたからといって、適当に捨てることはNGです。
火消し壺に入れて持ち帰るか、キャンプ場内の灰捨て場にきちんと捨てるようにしましょう。
焚き火の準備も大切ですが、後始末はもっと大切です。
また直火で焚き火を行った場合には、焚き火台以上に後始末をしっかりと行い、次に利用される方のことを考えた行動をとりましょう。
〇焚き火を成功させるアイテム キャプテンスタッグ 大型火消し壺 火おこし器セット バーベキュー用 M-6625