キャンプでのお楽しみといえば「焚き火」ですよね。
ところで、焚き火で料理を作ると、同じメニューでもよりおいしくなります。
ぜひ、食べてみたいところです。
では、焚き火ではどんな料理がおすすめなのでしょうか。
今回はキャンプで作りたい焚き火料理4選についてご紹介させていただきます。
①ローストチキン
キャンプで作りたい焚き火料理の1つ目が「ローストチキン」です。
ローストチキン自体、まさにキャンプ料理の王様ですよね。
そのローストチキンを、キャンプ鍋であるダッチオーブンで作ります。
自宅のガス火と違い、焚き火の高火力でローストしたチキンは格別な味ですよ。
ぜひ、お試しください。
〇レシピ
①鶏の表面と腹の中を水洗いします。レモン汁を全体に塗ります。しばらくキッチンペーパーの上に置いておきます。
②塩・胡椒・味の素・にんにくを表面にすりこみます。
③鶏の腹に、たまねぎのスライス・にんにくのスライス・ローズマリーを入れ、爪楊枝などで腹をふさぎます。
④このまま1時間ほど、味がなじむまで冷蔵庫かクーラーボックスで寝かせておきます。
⑤鶏をダッチオーブンに入れ、オリーブオイルをかけ、焚き火にかけてローストします。
⑥1時間ほど経ち、鶏の表面に焼き目はついたら出来上がりです。
②鮭とチンゲン菜のホイル焼き
キャンプで作りたい焚き火料理の2つ目が「鮭とチンゲン菜のホイル焼き」です。
鮭とチンゲン菜は、相性がばっちりですよね。
鮭から出たうま味成分が、チンゲン菜に染み込んで、さらにおいしくなります。
また、えのきを加えることで、えのきとチンゲン菜の食感が食欲をそそります。
こちらも焚き火料理で食べたくなる一品ですよ。
〇レシピ
①チンゲン菜を粗で、4等分にカットします。えのきは石づきをカットして、バラバラにほぐします。生姜は適量を皮をむき、千切りにします。
②アルミホイルを広げ、カットしたチンゲン菜・えのき・生姜をのせ、その上に鮭の切り身をのせ、塩・胡椒・味の素を適量振りかけ、バターをのせます。
③アルミホイルをしっかりと包み込み、トライポットから吊り下げた鉄アミにアルミホイルをのせ、焚き火にかけます。
④20分ほど蒸し焼きにして、良い香りがしたら、アルミホイルを開き、刻みネギをちらしたら出来上がりです。
③豚バラ・トマト・豆の煮込み
キャンプで作りたい焚き火料理の3つ目が「豚バラ・トマト・豆の煮込み」です。
豚バラ・トマト・豆の煮込みなんて、考えただけでもおいしそうですよね。
特に、豚バラのうま味と、トマトの酸味が食欲をそそります。
これらを一緒に煮込むことで、さらにおいしくなり、お替り必至の焚き火料理ができあがります。
とにかくうま味が凝縮しているのでたまりませんよ。
〇レシピ
①ダッチオーブンを焚き火にかけ、オリーブオイルを入れて温めます。
②ダッチオーブンの中に食べやすいサイズにカットした豚バラを入れ、塩・胡椒・味の素を適量振りかけ、味を整えます。表面がこんがり焼けたら一旦豚バラをとりだします。
③次にダッチオーブンに、みじん切りにした玉ねぎとにんにくを入れて、火を通します。
④火が通ったら、カットトマトを入れ、水分が飛ぶまで煮込みます。
⑤次にレンズ豆・キドニービーンズ・1センチ角にカットしたにんじん、水を入れ煮込み、火が通ったら豚バラ肉を戻し一緒に煮込み、一度沸騰させます。
⑥沸騰したら弱火に戻し、30分ほど煮込み、塩・胡椒・味の素でもう一度味を整えたら出来上がりです。
④ホタテ貝の焚き火焼きグラタン
キャンプで作りたい焚き火料理の4つ目が「ホタテ貝の焚き火焼きグラタン」です。
焚き火で食べてみたいのが、魚介類の焚き火焼きです。
そのまま焼いてもおいしいですが、今回はホタテ貝をグラタンにしてみました。
ポイントは、ホタテが入っていた「殻」を利用して、グラタンを作ることです。
ホタテのうま味と、グラタンのホワイトソースとチーズがしっかりと絡まって、絶品の味に仕上がっています。
こちらもぜひキャンプの焚き火でお召し上がりください。
〇レシピ
①最初に、貝殻付きの生のホタテを、焚き火にのせた鉄アミの上で焼きます。
②貝の口が開いたら、一方の貝殻をはずします。そして貝柱をカットして、キモをとります。
③そのまま貝殻にホタテをのせたまま、小さじ1杯の白ワインをかけ、塩・胡椒・味の素で味を整えます。
④良い香りがしてきたら、ホタテの上にホワイトソース・ピザチーズをのせます。
⑤ホワイトソース・ピザチーズの表面がブツブツしてきたら、軽くパン粉を振り、表面をバーナーで焼き目がつくまで焼いたら出来上がりです。