秋は食欲の秋とも言われる季節です。普段の食事でも、秋だからこその旬の食材を取り入れたメニューづくりが楽しくなる季節ですね。そのような食材豊富でご飯のおいしい季節に、キャンプのメニューが「いつもの」では少し物足りなく感じることもあるでしょう。この記事では、秋のキャンプにおすすめの「秋ならではのメニュー」をご紹介します。
目次
秋はどんな食材が旬?
”秋は食欲の秋”と言われても、最近では通年でいろいろな食材がスーパーに並んでおり、あまり秋らしさを感じることはないかもしれません。そもそも食材の”旬”というものをあまり意識したことがない、という方も珍しくないでしょう。とはいえ、やはり食材が一番美味しい時期というのは魅力です。たとえば秋なら、魚なら鮭や秋刀魚、山菜でいえばキノコもやはり秋に食べたくなるメニューです。またこのほか、かぼちゃやじゃがいも、さつまいもなどはキャンプに取り入れやすい食材でもあります。
秋の食材をキャンプメニューに取り入れるには?
このように、様々な食材が旬を迎える秋ですが、では具体的にどうやってキャンプメニューに取り入れるとよいのでしょうか。秋は食べ物が美味しくなる季節ですが、その反面、気温は下がり、夏のようにバーベキューだけ、というメニューではやや物足りなさが出てしまう場合があります。スープや煮込み料理などが活躍するのが秋のキャンプメニューなので、これらのメニューに取り入れられる食材を、旬の食材に置き換えてみるとよいでしょう。次の項目では、実際に秋のキャンプで取り入れやすいメニューをご紹介します。
秋キャンプにおすすめ、旬の食材を取り入れたメニュー
ここからは、実際にキャンプに取り入れやすい、秋の食材を使ったメニューをご紹介していきます。旬の食材は手に入れやすいので、ぜひキャンプをするときに取り入れてみてくださいね。旬の食材を取り入れたメニューをキャンプの場で食べるのもまた、雰囲気があってよいキャンプとなるでしょう。
ホイルで手軽に!鮭のちゃんちゃん焼き
みそと砂糖、それにみりんというシンプルな構成ながら、ご飯にも合い、かつ「キャンプっぽさ」も味わえる理想的なメニューです。持っていく食材は、秋が旬の魚「鮭」と、これまた食べ合わせのよいぶなしめじやキャベツです。持っていく食材の種類も少なく、また調理も楽なので、秋キャンプに取り入れやすいメニューといえます。また、フライパンなどを使用してもよいのですが、なるべく荷物を少なくしたいキャンプのシーンでは、アルミホイルで包み焼きにすると、フライパンがなくてもその場でちゃんちゃん焼きを作ることができます。入れ物にするアルミホイルは、何枚か重ねて作るなど、耐久度も考慮しておくとよいでしょう。
キノコ好きは迷わず!キノコ汁
秋は寒い季節ですので、温かい汁物のメニューが欲しくなることもあります。味噌と季節のキノコを持っていけば、熱々でおいしいキノコ汁を楽しむことができます。ナメコやエノキは定番ですが、ぶなしめじなどを入れてもOKで、選ぶ材料によって味も変わってくるというアレンジしがいのあるお料理です。これも簡単に作れるのが魅力ですので、ちゃんちゃん焼きと合わせて食べたり、朝食に取り入れてみたりするのもよいでしょう。
至福の組み合わせ!かぼちゃのチーズ焼き
ほくほくとしたかぼちゃもまた、ハロウィンでよく目にしますが、秋の味覚のひとつです。このかぼちゃに熱を入れ、とろりととろけたチーズとともに食べるメニューというと、もう想像しただけでもおいしそうな組み合わせです。キャンプでこれを実現するには、ダッチオーブンを用意していくとスムーズに調理が進むでしょう。もし用意するのが難しいようであれば別途、ホイルなどでかぼちゃを丸焼きにしてしまう手もあります。中央をくり抜いたかぼちゃにまるごと火を通し、チーズがうまく溶けてからむようにかぼちゃに入れてあげるのがポイントです。またこのとき、顆粒のコンソメや玉ねぎ、ベーコンなどを一緒に入れるとさらに充実のお料理になります。
まとめ
秋はいろいろな食材が旬を迎え、ご飯が美味しくなる季節です。家庭ではあまり旬を意識したことがないという方も、大自然の中で楽しむキャンプの食事ではぜひ、こうした秋の味覚を取り入れて、楽しいキャンプにしてみてくださいね。ポイントは、材料をしっかりと厳選することです。