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キャンプのカレーを美味しく早く作りたい!
「キャンプといえばカレー!」というくらい定番料理のカレーですが、いつもと違うキャンプ場では、作り慣れた料理さえ包丁やまな板など道具を探すだけでも時間が掛かりがちです。手順が悪いと調理が終わる頃には辺りが真っ暗!なんてことにも…。特に初日はテントの設営や荷物の整理にも時間を取られてしまいますし、せっかくなら他のアウトドア体験を満喫する時間も確保したいですよね。そこで今回はキャンプの定番料理であるカレーを美味しく簡単に素早く作るテクニックをご紹介させて頂きます!
カレーに入れる具材は事前にカット
キャンプ場で野菜を切るところからスタートしていると、皮をむいて、カットしてごみを捨てて…と意外と時間がかかります。野菜は可能なら事前にカットしていくのがおすすめです。また、「私は絶対カレーの野菜は大きめがいい!」という方は予めレンジでチンしておけば煮込み時間を短縮できます。
カットした具材は鍋に投入する順番でジップ付きの袋に入れておく
例えば「にんじんと玉ねぎは一緒のタイミングで鍋に入れる」という方はにんじんと玉ねぎは同じ袋に入れておきましょう。お肉、玉ねぎとにんじん、じゃがいもと3つに分けておけば順番に具材を投入していくだけなので手際がよくなります。逆に全部一緒にしてしまうと、順番に炒めるためにまた選別するという無駄な作業が増えてしまうのであくまで「同じタイミングで鍋に入れるもの同士」を一緒にして下さいね。また、玉ねぎは切ると結構臭いますので袋は二重に、「じゃがいもはカットしていくと色が悪くなりそう…」という方は水に漬けて冷蔵で持っていくと変色を防げます。
火の通りやすい具材を用意する
カレーに入れる具材を最初から火の通りが早い具材を使うのも時短テクのひとつです。お肉なら薄切り肉を、野菜もキノコやトマトなど火が通りやすいものを中心に使うと調理時間が短く済み、生焼けになる心配も少なくなるのでおすすめです。
調味料は使い切りサイズで持っていく
例えばカレー粉を予め計量して小さなケースに入れて持っていくと「カレー粉を出して、開けてスプーンで計って、鍋に入れる」という動作が短縮できますし、計量スプーンを持っていく必要もないので荷物の量も少なくて済みます。入れるケースは本格的な物を買わなくても100円均一の携帯用化粧水ケースなどを代用すれば十分です。また、見た目でパッとわかるようにマジックなどで「カレー粉」と書いておくと他の調味料から迷わずに取り出せます。
キャンプのカレーを美味しく作るために気をつけたいことは?
水加減はきっちりと!
「小学校の校外体験で作ったカレーがシャバシャバでものすごくまずかった…」こんな苦い経験をした方もいるのではないでしょうか?ルーの薄いカレーって本当に美味しくないものですよね。ですので、キャンプでカレーを作る際は水加減をきっちりしましょう。また、最初から水を使わないでトマト缶や野菜をたくさん使った「無水カレー」もあります。これなら味が薄くなる心配も少ないですし、キャンプ場によってはお水を確保するのも難しかったりするところもありますので無水調理もぜひ候補に入れてみて下さい。
野菜の大きさには気をつけて
キャンプの料理は早く食べたいという気持ちが先行してついつい煮込む時間を短くしてしまいがちです。カレーを作る当日に他に予定があるなど、カレーを煮込む時間があまりないことが分かっている場合は野菜の大きさに十分注意しましょう。特ににんじんは火が通りにくいので大きめが好きという方も薄切りや小さめにすると失敗が少ないです。
ルーを入れたら火加減に注意
お水を入れた状態であまり焦げることはありませんが、カレー粉やカレールーを入れた後は一気に焦げ付きやすくなります。特に他の調理に気を取られて鍋を火にかけっぱなしにしてしまうとせっかくのカレーに真っ黒いこげが浮いて味も台無しに…。ルーを入れた後は火にかけっぱなしにするよりは一度火から下ろしてしまう方がベターです。余熱でルーは十分溶けますし、火から下ろして30分ほど置くと味も馴染んでさらに美味しくなるので一石二鳥ですよ。
美味しく素早くカレーを作ってキャンプを思いっきり楽しもう!
いかがでしたか?大人も子どもも大好きなカレーはキャンプでは大活躍のメニューですが、家で調理するのとはちょっと違うところもあるので下ごしらえに手間をかけておくと当日に時間の余裕ができるのでおすすめです。下ごしらえで時短をして、せっかくのキャンプですから遊びの時間も十分満喫して下さいね!