キャンプに行く際の服装は普段と異なり様々なことを考慮しますが、特に小さいお子さんがいる場合は安全面などより多くことに気を使います。
子供ができるだけ快適に過ごし、思いっきり楽しむためにも、大人が子供の服装に注意してあげたいところです。
今回は、キャンプにおけるお子さんの服装について、注意する点や用意するべきものをご紹介いたします。
キャンプにおける子供の服装のポイント
子供がキャンプで着る服を選ぶ際は、いくつか注意すべきポイントがあります。
子供だけじゃなく大人が楽しむためにも大事なポイントなので、チェックしていきましょう。
ポイント1.汚れても良い服で子供も親も安心
安くは無い子供服が汚れてしまうと子供本人だけでなく洗う親もガッカリしてしまいます。
また、キャンプに行くということは汚れに行くようなものなのに、いざ子供が服を汚してしまうとどうしても注意してしまいたくなることも。
子供が存分に汚れて楽しむためにも、親が汚れても良いと思える服を着せましょう。
ポイント2.季節を問わず長袖は必須
暑い夏でもキャンプ場周辺は比較的涼しく、特に夜になると冷え込んで寒さを感じることも。
また、半そでだけで過していると虫刺されなどの危険性もあるため、状況に応じて子供には長袖を着させる必要があります。
ポイント3.着替えは余分に!大げさぐらいでちょうど良い
せっかくのキャンプ、子供にはおもいっきり遊んで欲しいですよね。
ただ、大人はともかく、子供はどのように汚すか、いつ着替えが必要になるか予測不可能です。
そのため、どんな自体にも対応できるよう余分に、もはや過剰に(?)用意したほうが無難でしょう。
ポイント4.素材にもこだわると快適に!
綿など一般的な素材のものでも問題はありませんが、汗がべたついたりすぐ乾かないなど少し不便に感じることもあるかもしれません。
そのため、速乾素材などのすぐ乾くものであれば、汗もべたつかず気軽に水でゆすぐことが出来ます。
また、UVカット機能など、夏に適した素材を使用した服も多くあるため、キャンプの際には服の素材にもこだわってみましょう。
ポイント5.オシャレよりも機能性
最近では子供服もオシャレなものが増えており、子供にオシャレな服を着せたいと思っている方も多いと思います。
しかしながら、キャンプではそんな親のエゴは一切捨てましょう。子供が快適にストレス無く安全に過せることが一番です。
伸縮性があり、動きやすいサイズのものなど、怪我をしにくくおもいっきり遊ぶことができる服を選んであげましょう。
【夏キャンプ】用意すべき子供服1泊分一覧
・長袖Tシャツ×2
夏場でも夜は冷えるので長袖があると便利。また、虫刺され対策としても有効です。
・半袖Tシャツ×2
テント内など状況によって長袖と使い分けましょう。
・ズボン×2
安全性や虫刺されを考慮すると出来れば長ズボンで、通気性の良いものを用意すると良いでしょう。
・パンツ×3
汗でベトベトになったり、水遊びで濡れてしまうなど、パンツを着替えたくなるシチュエーションは多いと思いますので、できれば余分に用意することをおすすめします。
・靴下×3
くるぶしまでのショートソックスも良いですが、機能性なども考慮して、通常の足首まで長さがあるものを用意しましょう。
・インナーシャツ×2
夏はユニクロのシルキードライなど、涼しさを感じるものがおすすめです。
・ジャージー×1
スウェットでも良いのですが、機能性や夏という季節を考慮するとジャージーを用意しておくことが無難でしょう。
・パーカーやカーディガン×1
夏とはいえ自然の中は涼しく、また、天候も変わりやすいため、急な気温の変化にも対応できるよう備えておきましょう。
・ウインドブレーカー×1
アウターは必要ないけど、上に1枚着たい時などに大活躍いたします。
・レインコート×1
雨の際も撤収作業などをする必要があるため、傘ではなく動きやすいレインコートの方がおすすめです。
・帽子(キャップ等)×1
夏は日差しが強いため必須のアイテム。ジャストサイズのキャップなど、動きやすさを考慮したチョイスをしましょう。
・スニーカー
キャンプは汚れるためオシャレなものはNG。動きやすいスニーカーなどが無難です。ただ、あまり軽いものや薄いものは安全面でNG。ある程度丈夫なものを選んだほうが良いです。
・サンダルなど
川などで水遊びをする際は、サンダルが必要になります。出来れば水辺用のシューズやメッシュ素材を使用したラフなシューズを選ぶと動きやすいです。
・長靴
雨の時はもちろん、土が柔らかく足場の悪い場所でも大活躍いたします。荷物になりますが、備えておきたいアイテムです。
・水着×1
夏はやはり水遊び!お子さんがおもいっきり遊ぶために忘れずに準備しておきましょう。
【秋キャンプ】用意すべき子供服1泊分一覧
・長袖Tシャツ×3
秋のキャンプ場は比較的涼しいため、基本的には長袖で問題ないでしょう。
・半袖Tシャツ×1
秋でも暑くなる日があります。念のために1枚備えておきましょう。
・ズボン×2
比較的涼しい秋は基本的に長ズボンで問題ないでしょう。
・パンツ×2
夏と同じで余分に用意しましょう。
・靴下×2
夏にショートタイプのものを選んだ方も、秋はさすがに長いものを選んだほうが良いでしょう。
・インナーシャツ×2
夏ほど汗をかかないと思いますが、それでも忙しなく動くキャンプでは必須です。
・ジャージーやスウェット×1
動きやすいジャージーが無難ですが、寝具としてもお使いの場合はスウェットも良いでしょう。
・ウインドブレーカー×1
秋は基本的に薄手のウインドブレーカーをメインにすると良いでしょう。夏ほど着脱の回数は多くないため、秋は羽織ものを用意しなくても大丈夫です。
・レインコート×1
夏と同様に雨が多い秋も必須アイテムです。
・帽子×1
涼しくなると油断しがちですが、秋も紫外線は強いため装備しましょう。
・スニーカーや動きやすいブーツ×1
動きやすいスニーカーはもちろん、涼しい秋のため動きやすいタイプのブーツもおすすめです。
・長靴×1
防水加工のブーツで代用することもできますが、基本的に用意しておきましょう。
・アウター×1
秋は冷えるため、暖かいアウターも用意しておきましょう。
子供のために!あると便利なアイテム5選
服装以外にも気をつける点はあります。各種アイテムで、子供がより快適に過ごせるように導きましょう。
・虫除けスプレー
自然の中にいるため防ぎ切ることは出来ませんが、出来る限り虫刺され対策はしておきましょう。
・ウェットティッシュ
気づいたらすぐに手を汚すと思いますので、キャンプでは重宝するアイテムです。
・ひざ掛け
少し肌寒い時など、寒暖差で体調をくずさないように用意してあげましょう。
・日焼け止め
日焼けのしすぎは肌に悪いため、日焼けが気にならない子供でも、最低限の準備はしましょう。
・ハンドタオル
すぐに汗をぬぐえたり、手を拭けるように必要なアイテムです。
子供と一緒にキャンプを楽しもう!
便利な世の中になり、キャンプを取り巻く環境も変化してきました。
それでもキャンプが自然に触れる良い機会であることに変わりはありません。
子供をキャンプに連れて行き、自然の良さを伝えていきましょう。