キャンプファイヤーのやり方まとめ!下準備から消火まで
キャンプに行くみなさん! キャンプファイヤーの準備はできましたか?
キャンプの醍醐味と言えばキャンプファイヤーなので、キャンプを行こうとしている皆さんの中にもしようと思っている人は多いのではないでしょうか?
しかし実際は、「初めてで何をどうすればいいか分からない」とか「大きな火ができる薪の組み方って何だろう?」などの意見が多いでしょう。
そこで今回はキャンプファイヤーのやり方を一部始終まとめてみました!
下準備について
最初に言っておくと、キャンプファイヤーは準備が命。
十分な準備がないと成功するものも成功しません。
なので最低限必要なものをリストアップしてみました!
・薪
・マッチやライター
・着火剤(新聞紙や松ぼっくりでもいい)
・焚火台(場所によっては必要ないですが、後始末は楽になります)
・バケツ
はいこれだけです!
本当は手袋や火ばさみなどあればいいものもありますが本当に最低限となればこの5つで大丈夫です。
また、着火剤も市販でよく売っていますが、行くキャンプ場に松やスギの木があれば、松ぼっくりや樹皮を軽く揉んだもので代用できますし、なんなら新聞紙でも十分なので買う必要はありません!
道具はあればあるほど便利にキャンプファイヤーができますが、自分の荷物と相談して追加で何を持っていくか決めていきましょう♪
場所の選び方
キャンプ場など、キャンプファイヤーを行う場所では草木などに引火して山火事になる恐れがあります。
ですのでキャンプファイヤーを行う場合には、河原のような近くに燃え移るものがないところを選んだり、燃えやすいものがあっても火の粉がかからないようにできる限りどけるようにしましょう。
また、風通しの強い場所を選ぶと火の扱いは難しくなりますが、火付けがしやすくなり、また炎も派手に燃え上がってキャンプファイヤーがより盛り上がると思うのでぜひ一考してみてください!
薪の組み方
薪の組み方によって火は激しくなったり、長持ちしたりと様々な特徴を持ちます。
ですので、炎をどのように使うか、用途によって組み方を変えてみてください♪
井桁型
恐らくキャンプファイヤーと言えばこの組み方を考える人は多いのではないでしょうか?
この組み方では薪を縦2本・横2本使用して「井」の形を作りながら置いていきます。
その際には崩れないように下の方の薪を濡らしてから組んだり、大きく太い薪を下段の方に使うことをおすすめします!
井桁型では全体が燃え上がるので炎も高く上がり派手な感じになりますが、その分短時間で燃え尽きてしまいますので気を付けましょう♪
開き傘型
開き傘型は真ん中に火元となる細かい枝を置き、その周りを開いた傘のように放射上に配置していくのがこの開き傘の組み方です。
縦ではなく横に横にと薪を入れていくので、火柱自体は小さいですが、火の扱いが楽だったり長時間燃えるような構造ですので、キャンプファイヤーを初めてする人や長いこと楽しみたい人にはおすすめの組み方です!
しかし着火の際には大きい薪には火が移りにくい場合があり、最初は手こずるかもしれないのでそこは注意しましょう♪
閉じ傘型
この組み方は名前の通り基本は開き傘型と同じですが、開き傘型では横に並べるように薪を置いていたのを、代わりに閉じた傘のように薪を立てかけるように置いていく組み方です。
この時ポイントとして、外側に置く薪ほど大きく太いものを使い、高く安定するように組み立てましょう。
閉じ傘型は着火が早く、この3つの組方では一番高く迫力のある火柱ができますが、大変崩れやすくまた短時間で燃え尽きてしまうような特徴があります。
ですのでとにかく迫力のあるキャンプファイヤーをしたい人におすすめです♪
着火の流れ
キャンプファイヤーの着火は以下のような手順で行います
①組み立てた薪の中央に、着火剤を囲むような感じで細い枝や薪を置く
②マッチなどで着火剤に火をつける
③火の回りを手などで覆い、確実に着火するまで風から火元を守る
④うちわや息などで空気を送り込み火を強くしていったり、全ての薪に火が付くようにする
またキャンプファイヤーを進めていくと火が弱まってきます。ですがまだやめる必要はありません!
これは燃え尽きて薪同士がだんだん離れてしまうのが原因です。
そこでもう一度火を強くしたい場合は手前にあるまだ燃えていない箇所をまだ燃えている薪に近づけましょう。すると勝手に燃え上がります♪
逆に薪同士を離すと勝手に燃え尽きて火が消えるので消火の際にも活用しましょう!
消火のやり方
キャンプの時期になるとよく消火が不十分で山火事になりかけたなんて話も耳にするので消火は確実に行いましょう!
大きな薪に火がついている場合は水をかけることで次の人が使える薪になります。
逆に小さな薪や燃え残りは白い灰になるまで燃やしましょう。特に注意してほしいのは、この灰の中でまだ火がくすぶっている可能性があるので灰になった後も中を確認しましょう。
この時、酸素が行き届かないと不完全燃焼となり黒い炭になってしまいます。炭は自然には帰らないので出来る限りでないよう、空気をちゃんと送りこんで完全燃焼させましょう!
まとめ
今回は基本的なキャンプファイヤーの組み方やその他のやり方についてまとめました。
キャンプファイヤーは楽しいものですが、同時に重大な事故にもつながる恐れのある遊びです。
ですので行う時はせっかくの楽しい気分が台無しにならないように周囲に目を光らせて安全第一でいきましょう!