初めてキャンプへ行く際に、悩んでしまうのがキャンプ用品の準備です。 「何が必要かわからない」「たくさんありすぎて選べない」という方も多いと思いですよね。 そこで今回は、キャンプ初心者が揃えておきたいキャンプ用品を紹介します! 最初からすべて揃えると大変ですので、優先度に応じてご自身に必要なキャンプ用品を準備しましょう♪
目次
買うものリスト~テント編(寝具)~
自然の中で一晩を過ごすテント泊は、キャンプの醍醐味です。 そして、テント泊を快適に過ごせるかどうかが、キャンプを楽しむためのカギでもあります。 ここからは、テント泊を快適に過ごすためにキャンプ初心者が揃えておきたいキャンプ用品を見ていきましょう!
テント【優先度★★★】
テント泊に必要なものといえば、まず何といってもテントです。 ただし、テントは高額なことも多いので、予算に余裕がない場合はレンタルでもOK♪ レンタルで使い心地を確かめたり、他のキャンパーのテントを見たりして購入するものを決めても良いですね! もし購入する場合は、広さや組み立てやすさを重視して選ぶのがポイントです。 広さは、使用する人数に+1名のサイズを選ぶと、ゆとりがあり快適に寝泊まりができます。 そして、ワンタッチ式やポールを通すだけで自立するタイプなど、できるだけ簡単に設営できるものを選びましょう♪
シュラフ(寝袋)【優先度★★★】
続いて揃えておきたいのが、シュラフ(寝袋)です。 レンタルできるキャンプ場もありますが、シュラフは直接肌に触れる物のため、ぜひ最初に揃えておくことをおすすめします! また、夏は必要ないと思ってしまいがちですが、標高が高いキャンプ場だったり天候の変化だったりと、朝晩は気温が下がることも。 そのため、冬はもちろん、夏のキャンプにもシュラフは用意しておいた方が安心です。 シュラフには「快適温度」という目安がついているので、使用する季節に合わせたものを用意しましょう♪
マット【優先度★★★】
キャンプ初心者が揃えることを忘れがちなのが、テントの床に敷くマットです。 キャンプ場の地面は凸凹していることが多く、テントやシュラフだけでは寝ている間に身体が痛くなってしまいます…。 マットはこの凸凹から身体を守ってくれる重要なものです。 また、地面から伝わる冷気を遮断する断熱の役割もあります。 選ぶ際は、この断熱性能を表す「R値」というものが表示されているマットもありますので、ぜひ参考にしてくださいね!
ペグ&ペグハンマー【優先度★★☆】
必須ではないものの、ぜひ揃えておきたいのがテントの設営に必要なペグとペグハンマー。 どちらもテントの付属品でついていることが多いですが、そのほとんどがプラスチック製です。 プラスチック製のペグでは、キャンプ場の地面に刺さりづらく、テントが安定しないことも…。 そのため、プラスチック製よりも頑丈な鍛造製のペグとペグハンマーを別で用意しておくと安心です。 鍛造製のペグとペグハンマーであれば、どんな地面にも使いやすく、テントの設営もグッと楽になりますよ♪
買うものリスト~リビング編~
日中過ごしたり、ご飯を作ったりとテントと同じく長い時間過ごす場所であるリビング。 続いては、そのリビングでの揃えておきたいものを見ていきましょう!
ランタン、ライト【優先度★★★】
夜のキャンプ場はとても暗くなってしまうため、ランタンやライトといった明かりを灯すものはキャンプの必需品です。 テントの中で使用することもあるため、火を使うタイプよりLEDタイプがおすすめ! 予算に余裕があれば、ランタンを吊るして使えるランタンスタンドも揃えると更に便利です。 ランタンスタンドがあれば、キャンプサイト全体を照らすことができ、雰囲気やムードも盛り上がります。 また、お手洗いに行く際など夜の移動に備えて、自宅にある懐中電灯を持っていくと便利ですよ♪
タープ【優先度★★☆】
必須ではないものの、揃えるとキャンプの快適度がグッと上がるのがタープです。 青空の下で過ごすのも、アウトドアの醍醐味のひとつ。 しかし、特に夏場は日差しを遮るものがひとつあるだけで、過ごしやすさは格段に上がります。 タープがあれば、急に雨が降ってきたときにも安心です。 タープには、アレンジが自由自在なオープンタープ、全面がメッシュのスクリーンタイプなど様々な種類があります。 理想のキャンプスタイルにピッタリなタープをぜひ見つけましょう♪
テーブル&チェア【優先度★★☆】
次に揃えておきたいものが、テーブルとチェアです。 キャンプ中、座っている時間は意外と長いため、チェアは自分に合った快適なものを選びましょう。 少し贅沢をしてでも座り心地のいいものを選べば、キャンプを快適に過ごせること間違いなし♪ また、テーブルも早めに揃えておきたいアイテムです。 ただし予算に余裕がない場合は、段ボールを組み立てて使ったり、自宅にあるもので代用したりもできます。
買うものリスト~キッチン編~
キャンプの楽しみといえば食事ですよね♪ 大自然の中で作ったご飯はとてもおいしいものです。 そこで、ここからは食事作りに必要なキッチンで使うキャンプ用品を紹介します!
クーラーボックス、クーラーバッグ【優先度★★★】
キャンプで使用する食材や飲み物を持ち運ぶために必要なのが、クーラーボックスやクーラーバッグです。 大きさの目安は、4人で一泊する場合30リットル前後のものを選べば大丈夫でしょう。 また、持ち運びやすさや、車に積めるかどうかも必ずチェックして購入をしてくださいね。 クーラーボックスより丈夫さには欠けますが、使用後に折り畳めるクーラーバッグも使い勝手がよくおすすめです♪
焚き火台&バーベキューコンロ【優先度★★★】
料理や暖を取るのに必要な焚き火台、多くのキャンプ場では直火禁止ですので焚き火台はぜひ揃えておきましょう。 焚き火台に網を乗せれば、そのままバーベキューコンロとしても使えます。 焚き火台の大きさは、3人以上なら30cm以上の大型タイプ、1~2人であれば20cmくらいの小型タイプでも十分です。 また、足場の悪いキャンプ場で重い焚き火台を持ち運ぶのは想像以上に大変ですから、重さも必ずチェックして購入しましょう!
ウォータータンク【優先度★★☆】
水を入れておけるウォータータンクも揃えれば、とても便利です♪ もちろん水道設備が整っているキャンプ場も多いですが、キャンプサイトによっては手を洗いに行くのも一苦労…ということも。 そういった際にウォータータンクがあれば、その場で手を洗ったり食器を洗ったりと、水道まで行く手間が省けます。 丈夫なハードタイプや、持ち運びがしやすいソフトタイプ、蛇口がついているものなど種類はたくさん。 それぞれ比較してみて、ぜひ一番使いやすいタイプを見つけてくださいね♪
食器類【優先度★☆☆】
優先度はあまり高くありませんが、食器類も自分の好きなものを揃えればキャンプの楽しさがグッとアップします! 揃える場合は、アウトドアブランドが販売している食器類がおすすめです。 プラスチックやアルミ、メラミン樹脂などの割れにくい素材を使用しているため、万が一落としてしまっても安心。 また、専用の収納袋がついていることも多く、持ち運びがとてもラクなのもポイントです。 もちろん予算が足りなかったり、こだわりがなかったりということであれば、紙皿や紙コップでも十分ですよ♪
アウトドアクッカー【優先度★☆☆】
アウトドアクッカーとは、その名の通りアウトドアで使うことを目的に作られたクッカー(調理器具)のことです。 キャンプといえばバーベキューですが、アウトドアクッカーがあれば他にも凝った料理を作ることができます! またアウトドア専用で作られているため、鍋やフライパンをコンパクトにまとめられるなど持ち運びもラクです。 ただし、こちらも予算の余裕やこだわりがなければ、自宅で使っている鍋やフライパンで代用可能ですよ♪
まとめ
キャンプ初心者が揃えておきたいキャンプ用品を紹介しました。 最初にすべて揃えようとするとお金もかかってしまいますので、優先度が高いものから徐々に揃えていきましょう! そして、まずは実際にキャンプへ行ってみることも、キャンプ用品を上手に選ぶコツのひとつです。 実際にキャンプへ行くことで、少しずつキャンプスタイルが定まり、自分に必要なキャンプ用品がわかってくるはずですよ♪ この記事を参考にして、初めてのキャンプをぜひ楽しんできてくださいね!