キャンプの手作り料理は事前の下ごしらえでスムーズに!下準備方法や使えるグッズまとめ

キャンプで作るごはんは格別な美味しさがありますよね。でも、アウトドアは大人数で料理をするのって意外と大変です。

段取りが悪くなったり、調理スペースがごちゃごちゃになったりと、イライラする要素も満載です。特にキャンプ初心者同士で集まると、料理するだけでも一苦労になりがち。

あらかじめ自宅で下ごしらえや準備をしておくと、料理がスムーズに作れて心にゆとりをもつことができますよ。誰でもできる簡単な下ごしらえ方法を紹介していきます。

 

料理別のおすすめ下準備方法

 

1.手軽に食べられるものはあらかじめ用意

現地調達した食材を使うのもキャンプの醍醐味ではありますが、メインの料理以外の、おつまみや前菜になるものは家で用意してしまったほうがスムーズです。それに小腹がすいたらすぐに用意して食べられるので喜ばれやすいでしょう。

 

【野菜を切って瓶に詰めたピクルス】

サラダ感覚で食べられるピクルスは前菜としても、口直しにも最適な一品。ピクルスは普通のサラダに比べて傷みにくいのもポイントです。クーラーボックスにいれてもっていくようにしましょう。

 

【フードプロセッサーでつくるアボカドやレバーペースト】

パテペーストをつくってもっていくと、当日にはフランスパンや食パンを軽く焼いたらすぐにおしゃれなフランス料理が食べられます。100均で売っているような円形のプラスチック容器や小型のタッパーに入れてもっていきましょう。お酒のおつまみにもなっていいですよ!

 

【簡単なホイル焼き類】

ニンニクのホイル焼きやアヒージョなど、焼く網の上にポンとおくだけですぐにおいしくなるホイル焼きも下ごしらえしてもっていくのが良いでしょう。

その際は肉や魚介は含まずに傷みにくい食材のみでつくってもっていくようにして下さい。アヒージョは焼く直前にオイルを入れましょう。

2.エビやイカなどの魚介類は下ごしらえを

串焼きにしてもおいしいエビやイカもぜひ食べたいですよね!ですが魚介系は下処理が結構面倒です。エビは事前に殻や背ワタをとって食べやすい状態にしておきましょう。片栗粉で揉み込み水を流すことで、臭みも無くなります。

イカはワタやくちばし、目など余計な部分を取り除き、胴とゲソで分けておきます。必要があれば皮や吸盤もとっておきましょう。串に刺しておくと更に焼くときに楽チンです。

冷凍してもっていくとしっかりと鮮度を保てます。

 

3.肉は事前にローストにしたり、味付けを

お肉は焼くだけでもおいしいですが、華やかなメインになる料理をつくりたいのであれば事前に味付けをしましょう。肉は包丁を入れて筋を切っておくと火が通りやすく、また食べやすくもなります。

タンドリーチキンやスペアリブなどは、味付けをしておいて冷蔵庫で寝かせるとおいしく食べられますよ。また、焼き加減が難しいローストビーフは、自宅でローストしてから持参すると軽く焼くだけですぐに食べられます。

肉もできれば冷凍しておく方が良いですが、焼く際にはきちんと解凍しきってから焼くようにして下さい。

 

4.野菜は傷みにくいものだけカットしておく

野菜は特にキャンプ場で1から調理すると細かい生ゴミがでるので大変です。きのこ類や玉ねぎ、アスパラガスなどは事前に食べる大きさに切っておいても良いでしょう。キャベツは少し傷みやすいので、水で湿らせたキッチンペーパーにくるむと鮮度が長持ちしますよ。

逆に、切ってしまうことで傷みやすくなってしまうトマトやナスはそのまま持参したほうが良いですね。串焼きにすると美味しいとうもろこしやかぼちゃは、焼いただけでは意外と中まで火が通りづらく焦げやすい食材です。軽く茹でて食べやすい状態にしておくようにしましょう。

 

5.お米はチャック付きポリ袋に

キャンプ場で炊くお米はどんな炊飯器で炊くお米より絶品に感じますよね。かさばりやすいお米は、チャック付きポリ袋に必要な量だけいれましょう。表面に何合分かマジックペンで書いておけば炊くときにも便利です。

 

下準備に使えるグッズ

・チャック付きポリ袋

お米や食材を入れるのにとても便利です。こぼれる心配も減るので、調味料をまとめていれたり、味付け肉を入れるのにも最適。

 

・アルミホイル

アルミホイルは、簡易的な器にしたり、焼いているものの熱を閉じ込める蓋の役割にもなるので必需品です。カップ状や小皿のようなプレート場になっているものは、そのまま網の上で焼けるのでさらに便利。

 

・プラスチックの小さい容器やタッパー

あまり使わないであろうソースや調味料を入れるための小さいプラスチック容器や、食材を入れる用にタッパーなども重宝します。

 

・ポリエチレン手袋

下準備の段階では、食材が傷みにくいようにポリエチレンの使い捨て手袋をして行うようにすると衛生的です。

あらかじめ何を作るか決めておくのが大切

キャンプでの食事は、その場で食材を焼くことがメインになりがちですが、少しでも手の込んだ料理があるとさらに楽しめます。そのためには事前の仕込みが大切です。

当日行くメンバーで、あらかじめ何をつくるのかある程度きめておくことで、仕込みもしやすくゴミも最小限にできますよ!