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キャンプ用薪ストーブの煙突の固定方法!

キャンプ用薪ストーブの煙突の固定方法をお探しですか?

キャンプ用の薪ストーブは煙突を取り付けた後、固定しなければ使えません。

ただし、煙突の固定の方法は簡単ではなく、煙突に関する詳しい知識がないと、上手く煙突を固定することはできません。

ではキャンプ用の薪ストーブの煙突は、一体どうやって固定すれば良いのでしょうか。

今回はキャンプ用薪ストーブの煙突の固定方法について詳しくご紹介します。

テントでの薪ストーブは煙突がないと使えない

キャンプの時に屋外で薪ストーブを使うのであれば、煙突は必要ありません。

煙突なしでもそのまま使えます。

要は焚火台と同じような使い方ができます。

ところがテント内で薪ストーブを使うとなると、絶対に煙突が必要になります。

薪ストーブは、薪の燃焼が始まると「燃焼ガス」が発生します。そのままではテント内に「燃焼ガス」が充満してしまい、人が過ごすことができなくなります。

もしもキャンプ用の薪ストーブを購入予定であれば、必ず煙突も一緒に購入されてください。

そして煙突の固定方法に関する知識もご確認されてから、キャンプにお出かけされることをおすすめします。

煙突の設置の流れ

煙突の設置の流れは一体どうなっているのでしょうか。

こちらではわかりやすく煙突の設置の流れについてご紹介します。

①薪ストーブをテント内に設置する

煙突の設置の前にやることは、薪ストーブをテント内に設置することです。

テントの上部に煙突排出用の穴があれば、煙突排出用の穴の真下に、薪ストーブの煙突用の穴を合わせます。

またテントの横壁や下部についたベンチレーター(換気用の窓)を利用して煙突を排出する時には、薪ストーブの煙突用の穴をテントのベンチレーターに合わせます。

②煙突を仮接続する

薪ストーブのテント内の設置が完了したら、一度全ての煙突を「仮接続」します。

縦引きであれば、そのまま上方向に「I字型」にまっすぐに伸ばし、横引きであれば「L字型」に接続します。

※煙突を上方向に「I字型」にまっすぐ伸ばすことを「縦引き」といいます。

また煙突を「L字型」に伸ばすことを「横引き」といいます。

この時「テントを通り抜ける場所の煙突」を確認して、一度バラバラに解体します。

ところで、ここで一つ問題があります。

縦引きの場合は、垂直に伸ばすだけなので問題はありません。

問題は横引きの場合です。

横引きは「L字型」を作る時に、煙突の横と縦の長さの比率が問題になってきます。

横引きの「L字型」の煙突の場合、必ず「横1:縦2の絶対比率」を守る必要があります。

実際の例でご説明すると、横に1mの時は、縦には2mということです。

横引き煙突の場合、必ず「横1:縦2の絶対比率」にする理由は「ドラフト(上昇気流)」が正常に発生するための環境を作るためです。

「横1:縦2の絶対比率」が崩れると「ドラフト(上昇気流)」が発生しにくくなります。

すると燃焼効率が悪化して、最悪の場合、煙突の中の煙(気流)が逆流してしまうことが起こります。

つまり温まった空気が、横煙突の上部に集まってしまい、縦煙突にまでたどりつけなくなるからです。

また縦引き用の煙突パーツは多数販売されています。

それに対して横引き用の煙突パーツは、基本的に純正品がありませんのでご注意ください。

③煙突ガードを取り付ける

「テントを通り抜ける場所の煙突」に「煙突ガード」を取り付けます。

煙突ガードを取り付ける理由は、煙突の熱によるテントへのダメージを低減できるからです。

④本組み立てをする

煙突ガードの取付が完了したら、いよいよ「本組み立て」をします。

トップに「煙突T笠」を取り付け、全ての煙突を連結することで、本組み立てを完了します。

この後、縦引き煙突、横引き煙突ごとの固定方法についてそれぞれご紹介します。

縦引き煙突の固定の方法

こちらでは縦引き煙突の固定の方法についてご紹介します。

基本的なことですが、煙突を上方向に「I字型」にまっすぐ伸ばすのであれば、煙が周りのキャンパーさまに迷惑がかからない高さを確保しましょう。

あまりにも煙突のトップ位置が低すぎると、上段でキャンプをされているサイトに煙が直撃

する恐れがあります。

トップの位置は十分周りを見てから決めましょう。

〇実際の縦引き煙突の固定方法

縦引き煙突の固定方法の基本は、煙突のつなぎ目に「2つ割金具」を取り付け、さらに「2つ割金具」にカラビナを取り付けます。

「2つ割金具」とは、煙突を形通りに挟み込む金具のことです。

住宅のタテ樋に取り付けてある金具と同じような形をしたものです。

次に煙突のつなぎ目を起点に、異なる3方向へカラビナに結んだロープで引っ張り固定します。

この時、カラビナの相手は地面に打ち込んだペグになります。

全ての煙突のつなぎ目が固定できれば、縦引き煙突の固定は完了です。

※実際は全ての煙突のつなぎ目をロープで固定する必要はありません。ロープで引っ張った方が安定する箇所だけ引っ張ればOKです。

横引き煙突の固定の方法

こちらでは横引き煙突の固定の方法についてご紹介します。

横引き煙突のトップも、基本的には煙が周りのキャンパーさまの迷惑がかからない高さを確保しましょう。

〇実際の横引き煙突の固定の方法

最初に横方向の煙突のつなぎ目に、住宅の根太(ねだ)を支える「建築用の鋼製束」を設置します。

「建築用の鋼製束」に横方向の煙突を載せることで、煙突の下がりを防ぎます。

次に煙突の縦のつなぎ目に「2つ割金具」を取り付け、さらにカラビナを取り付けます。

その後は縦引き煙突と同じ要領でOKです。

※横引き煙突用の純正品のパーツはないので、ホームセンターに売ってあるアイテムを利用されてください。