キャンプで使える100均アイテムを使った自作風防の作り方をお探しですか?
テントキャンプは、野外で調理をします。
野外で調理をすると、問題になってくるのがキャンプ場の「風」です。
一般的には調理時の風除けは、アウトドアショップで「風防(ふうぼう)」を購入します。
ところがアウトドアショップの「風防」は高額であることから、最近は100均ショップにあるアイテムを使って安く「風防」を自作したいという人たちが増えてきています。
では100均ショップのどんなアイテムを使って「風防」を作れるのでしょうか。
今回はキャンプで使える100均自作 風防 3選について詳しくご紹介します。
目次
風防とは一体何か?
そもそも風防とは一体何かご存じでしょうか?
風防とは文字通り「風を防ぐための風除けの盾」のことです。
風防は、アウトドアショップによっては、「ウインドスクリーン」「ウインドシ ールド」とも呼ばれています。
風防はアウトドアで、火を使った料理をする上では必需品です。
一度風防を使うと、絶対に必要な一品とまでいうキャンパーさまも多数いらっしゃいます。
風防を使うと一体どんなメリットがある?
一般的に風防は「ガスバーナー」や「アルコールストーブ」を使って調理する時のパートナーとして使われます。
その理由はキャンプをする野外は、風が強く、炎が煽られたり、消されてしまうことがあるからです。
自宅のキッチンではガスコンロで簡単に調理ができます。
ところがキャンプで調理をしようとすると「風」に邪魔されてしまいます。コンロの火が消され、調理が計画通りに進まなくなります。
これらのことから「風」による調理の段取りを止めないようにするために、風防が使われるようになりました。
キャンプには一体どんな風防を選べば良いのか?
ではキャンプには一体どんな風防を選べば良いのでしょうか?
風防を選ぶポイントは「材質」「高さ」「囲みができる幅」の3点が大きなポイントになります。
1つ目の「材質」とは、火のそばに設置することから、燃えないような材質で造られていることです。一般的にはステンレスなどの金属で造られています。
2つ目の「高さ」とは、「ガスバーナー」や「アルコールストーブ」の炎の高さよりも、より高い必要があるということです。
アウトドアショップで販売されているウインドスクリーンは「約60cm以上」が一般的といわれています。ただし全てではありません。
3つ目の「囲みができる幅」とは、風防は仮に「約60cm以上」の高さを持っていても、1方向だけ風を防げても意味がありません。
風防はできるだけ3方向の風を防げるものがおすすめです。
できれば「コの字」のような形のものが良いです。
なお一般的な風防の条件を満たさなくても、風防としては使えるアイテムはあります。
次の章からは、キャンプで使える100均自作 風防についてご紹介します。
キャンプで使える100均自作 風防① セリア ファンシー抜型 3P(丸型・大)
キャンプで使える100均自作 風防の1つ目が「セリア ファンシー抜型 3P(丸型・大)」です。
「ファンシー抜型」とは、クッキーを作る時の「型」のセットのことです。
この「型」を使った最も簡単な風防の作り方です。
クッキーの「型」の材質はステンレススチールでできており、サイズは7.5cm、6cm、5cmの3種類があります。
この中でガスバーナーのヘッド(火口)にぴったり合うもの選び、はめ込めば自作風防の出来上がりです。
加工の必要もなく簡単にできますよ。
またクッキーの「型」はこれ以外にも多数あるので、ガスバーナーのヘッドの大きさに合わせたものをお探しください。
キャンプで使える100均自作 風防② ダイソー おしゃれキッチンコンロ用 アルミパネルコンパクト
キャンプで使える100均自作 風防の2つ目が「ダイソー おしゃれキッチンコンロ用 アルミパネルコンパクト」です。
アルミパネルコンパクトとは、家庭用のガスコンロ用のミニパネルです。
材質は、アルミパネルであることから火には強いです。
サイズは高さ32×長さ76㎝あり、一般的なフェイスタオルの広さがあります。
アルミパネルであることから、自由に形を変えることができ「コの字」にすることもできます。
小さなガスバーナーなどを使う時にはおすすめの100均アイテムです。
キャンプで使える100均自作 風防③ ガス・レンジガード
キャンプで使える100均自作 風防の3つ目が「ガス・レンジガード」です。
ガス・レンジガードは、家庭用の油跳ね防止用のアイテムです。
材質はアルミパネルです。特徴は自在に曲がる「8面フレックスパネル」になっています。
サイズは高さ45×長さ80㎝です。
こちらはより大型の「ガスバーナー」や「アルコールストーブ」に対応します。
作り方は、自在に曲がることから、高さ45㎝を半分の22.5cmで90度(L字型)に折ります。
次に長さの方を「コの字」になるように、長さ80㎝の方を26㎝ごとに2か所折り曲げます。
この時、高さを半分の22.5cmにまで切込みを入れます。(切り込みを重ねて曲げやすくする)
切り込みが入ったら、ガス・レンジガードをもう一度折り曲げ「コの字」を作り完成です。
また「ガスバーナー」や「アルコールストーブ」を数台同時に使う時には、ガス・レンジガードをアルミテープで複数枚つなげて使います。
長さが長くなると、より安定するので、切り込みを入れずにそのまま使えます。