キャンプの楽しみの一つにご飯があると思います。自宅や飲食店で食べるご飯はもちろんおいしいものですが、キャンプでのご飯はまた違った味わいがあって特別なものです。今回はお手軽なものから、キャンプにピッタリな調理器具を使ったものまで幅広くキャンプご飯のレシピをご紹介します。
目次
おすすめキャンプご飯1
お米
日本人ならキャンプといえど、お米が食べたくなるのではないでしょうか。今回はお鍋でお米を焚く方法をご紹介します。
材料
- お米 2合
- 水 400ml~450ml
分量外の水でお米を研ぎます。無洗米の場合は必要ありません。
お鍋にお米と水を入れ、お米に水を吸わせるために30分~1時間ほど置いておきます。
お鍋を強火にかけ、吹きこぼれる寸前まで加熱します。
吹きこぼれに気を付けながら、極弱火にして10分~20分加熱します。蓋は開けないでください。
火から離し、お鍋をタオルなどで包んで15分ほど蒸らして完成です。
水分量は、通常のお米の場合は分量の1.2倍、無洗米で1.4倍が目安です。お米にしっかりと水を吸わせてから炊くことで芯が残らなくなりますので、時間がある場合は1時間以上吸水時間をとるようにしてください。
お鍋は蒸気が漏れないタイプを使用してください。また、火加減が難しい場合は、ガスバーナーを使用すると調整しやすいのでおすすめです。
おすすめキャンプご飯2
お手軽バーベキュー
特別な調理器具も必要ないキャンプご飯といえば、バーベキューです。バーベキューはキャンプなどアウトドアにはおすすめのキャンプご飯です。
材料
- お好きな肉
- 玉ねぎ
- ピーマン
- トウモロコシ などお好きな野菜
作り方
バーベキューコンロに火を起こし、網を載せて温めます。
お好きな肉、野菜を焼きます。
具材にしっかり火が通ったら完成。続きをどんどん焼いていきましょう。
同じ火でホイル焼きをしたり、マシュマロなどの甘いものを炙いたりするのも楽しいですよ。
おすすめのキャンプご飯3
ホットサンドで楽しい朝ごはん
片付けもあるので、キャンプの朝ご飯は簡単に済ませたいものですね。そこで嬉しいのがホットサンドです。普通のフライパンやバーベキュー網でも作れますが、専用のホットサンドクッカーという調理器具を使用すると簡単に楽しく作れますよ。
材料
- サンドイッチ用食パン
- バター
- ハム、チーズ などお好きな具材
作り方
サンドイッチ用食パンの片面にバターを塗ります。
バターを塗った方の面にお好きな具材を挟み、少し重しを載せて馴染ませておきます。
ホットサンドクッカーにサンドイッチを挟み、蓋を閉じて加熱します。時々、蓋を開けて様子を確認してください。
焼き色が付いたらひっくり返し、反対の面も焼きます。
反対の面にも焼き色が付いたら完成です。
バーベキューで余った具材を使用するのもおすすめです。また、ランチパックなど元々サンドイッチになっているものをホットサンドにするのも簡単に楽しめますよ。
おすすめのキャンプご飯4
ダッチオーブンでビーフシチュー
オーソドックスにカレーもいいですが、せっかくなのでキャンプでビーフシチューはいかがでしょうか。ダッチオーブンは煮る・焼く・蒸すなど幅広い調理が可能な調理器具。なんと蓋の上にも炭火が載せて加熱ができるので、アウトドアにぴったりです。
今回はそんなダッチオーブンを使用したレシピをご紹介します。
材料(4人分)
- 牛肉(お好みのブロック肉) 適量
- ジャガイモ 3個
- にんじん、たまねぎ 各1個
- 赤ワイン 400ml
- 野菜ジュース 400ml
- デミグラスソース缶 1個
- ローリエ 1枚
- 塩、コショウ 適量
作り方
たまねぎはくし切り、ニンジンとじゃがいもは一口大に切ります。牛肉も一口大に切ります。
ダッチオーブンに油を敷き、温まったら牛肉を炒めます。焼き色が付いたら一旦取り出します。
ダッチオーブンに油を敷きなおし、野菜を炒めます。
たまねぎが透明になってきたら、ダッチオーブンに牛肉を戻します。
赤ワイン、野菜ジュース、ローリエを加えます。
アクを取りながら煮込みます。
アクが出なくなったらデミグラスソースを入れ、塩コショウで味をととのえます。
焦げないようにかき混ぜながら、30分から1時間煮込めば完成です。
お好みでケチャップ、バターなどを加えると酸味、甘み、コクが追加できるのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。キャンプご飯は火の調整などが普段より難しいですが、だからこそ料理にも達成感が得られる機会です。ご家族、恋人、友人と協力してご飯作りを楽しんでください。お手軽にできるバーベキューやホットサンドももちろんおすすめですが、折角のキャンプなのでアウトドアだからこそできるダッチオーブン料理に挑戦してみてください。