キャンプ用ガスコンロの使い方をお探しですか?
これからキャンプで、初めてキャンプ用のガスコンロを使うのであれば、わからないことだらけです。
では、どうやって使えばよいのでしょうか。
今回は キャンプ用ガスコンロの使い方の6つの注意点 についてわかりやすくご紹介します。
目次
キャンプ用ガスコンロには3つの名前がある
実はキャンプ用ガスコンロには3つの名前があります。
その3つとは、ガスコンロ・ガスバーナー・ガスストーブです。
ガスバーナー・ガスストーブも、燃料にガスを使っていればガスコンロに入ります。
こちらでは、それぞれの違いについてご説明します。
①ガスコンロ
焜炉と書いて「コンロ」と呼びます。
元々は、持ち運び可能な調理用の「炉(ろ)」のことを指します。
七輪もコンロの一種です。
これらがガスを燃料にして、進化したのがガスコンロです。
一般的にキャンプ用のガスコンロとは「卓上用カートリッジガスコンロ」のことです。
いわゆる「カセットコンロ」のことを指します。
ホースがなくても持ち運びができることから、現在キャンプでも人気になりました、
➁ガスバーナー
ガスバーナーとは、ガスを燃料にして、火口で燃焼させる器具のことです。
バーナーとは、火口のことです。
ガスバーナーも、ガスコンロの一種に入ります。
➂ガスストーブ
元々は、一般的なストーブのことを指していました。
キャンプで使うガスコンロのことを、おしゃれにガスストーブと呼ぶようになったことがきっかけです。
こちらも燃料はカセットボンベになります。
キャンプ用ガスコンロの使い方の6つの注意点
キャンプ用のガスコンロは大変便利な調理器具です。
ただし、家庭用のガスコンロとは使い方が異なります。
こちらでは キャンプ用ガスコンロの使い方の6つの注意点に ついてわかりやすくご紹介します。
①指定されているガスボンベを使う
キャンプ用ガスコンロの使い方の注意点の1つ目が「指定されているガスボンベを使う」ことです。
各アウトドアブランドから発売されているガスコンロには、専用のカセットボンベがあります。
値段が安いからといって、他のアウトドアブランドのガスボンベは絶対に使わないようにしましょう。
最悪ガス漏れ、火災、爆発の危険があります。
大変危険です。
➁料理以外の目的に使わないようにする
キャンプ用ガスコンロの使い方の注意点の2つ目が「料理以外の目的に使わないようにする」ことです。
キャンプ用ガスコンロは、便利であることから、キャンプ場ではいろんなことに使いたくなります。
ストーブ代わりとか、焚き火の火おこしなどに使いたくなります。
特に焚き火の火おこしなどが危険です。
バーナーの上で木材・練炭・炭などを燃焼させていると、カセットボンベが熱を持ちます。
最悪、爆発などのおそれが発生します。
➂使用書の通りに使う
キャンプ用ガスコンロの使い方の注意点の3つ目が「使用書の通りに使う」ことです。
どうしても、新しいキャンプギアを手にいれると、すぐに使いたくなります。
ただし、キャンプ用ガスコンロだけは必ず、使用書を一度見てから使うようにしましょう。
カセットボンベのセッティングなど注意点はたくさんあります。
勘に頼って、使用すると危険なこともあります。
使用書を一度よく見てから使うように、十分注意しましょう。
④使用中に近くに別のガスボンベを置かない
キャンプ用ガスコンロの使い方の注意点の4つ目が「使用中に近くに別のガスボンベを置かない」ことです。
使用中のキャンプ用ガスコンロの使くに、すぐに次のガスボンベと交換できるようにと、別のガスボンベを置かないようにしましょう。
あまりにも近すぎると、熱を持ち爆発することがあります。
できるだけ、お互いを遠くに離しておきましょう。
⑤複数台並べない
キャンプ用ガスコンロの使い方の注意点の5つ目が「複数台並べない」ことです。
ファミリーキャンプ・グループキャンプなどになると、どうしても一度に大量の料理
を作る必要があります。
そうなると、1つの調理台の上で複数台のキャンプ用ガスコンロを並べて調理することになります。
これは普通のことですが、キャンプ用ガスコンロに限ってはNGです。
理由はキャンプ用ガスコンロに搭載されたカセットボンベが、近くに寄り過ぎるので大変危険です。
最低でも、キャンプ用ガスコンロ自体は別々の調理台の上で調理するようにしましょう。
⑥狭い場所では使わない
キャンプ用ガスコンロの使い方の注意点の6つ目が「狭い場所では使わない」ことです。
キャンプで大きなテントになると、室内でも余裕で調理できるスペースが生まれます。
そのため、テント内で調理をしたくなります。
ただし、絶対にテント内では調理はしないでください。
また、現在は車中泊が人気です。
キャンピングカーであれば良いですが、一般の車の中でキャンプ用ガスコンロを使うのはやめましょう。
一酸化炭素(CO)中毒や酸欠になる場合があります。
また、火災の危険もあります。
ただし、タープなどのように、4方が外部に開いているのであればOKです。