最近のキャンプ人気はすごいですね。週末ともなれば各地のキャンプ場は大勢の人でにぎわっています。
「キャンプを始めてみたい!」という人や「キャンプに行こうと誘われたけど初めてのキャンプって心配」なんて思ってる初心者のみなさんも多いのではないでしょうか。
そこで、キャンプ初心者におすすめする必需品や便利グッズ10選と題して紹介していきます。
キャンプについて
実は自然の中でのキャンプは日常生活と違って不便な事ばかりなのです。
日常生活では便利な物に囲まれているので「衣」「食」「住」すべてにおいてあまり不便に感じることはないと思いますが、キャンプではご飯を食べるにはまず火を起こさなければなりませんし、寝るにはテントを張って寝袋を準備しないといけません。生活に欠かせない水について言えば、朝起きて顔を洗う水は?歯磨きする水は?コーヒーを入れる水は?っとなりますよね。
ちょっとの工夫で快適を手に入れて不便をいかに楽しめるか、これこそがキャンプの醍醐味なのだと私は思います。
キャンプの必需品
キャンプの必需品と言って思いつくのは以下あたりではないでしょうか。
- テント
- タープ
- 寝袋
- 調理器具
- 食器類
- クーラーボックス
- 椅子
初めてキャンプに行く方でも最低限これらのグッズは準備すると思いますし、これら基本グッズの情報は多くのサイトで紹介されています。ここでは、これらの基本グッズ以外で持っていくべき必需品とも言える道具類を紹介したいと思います。
ハンマー
テントやタープにはペグ打ち用のハンマーがセット品として入っている事がありますが、簡易的なプラスチック製で全く役に立たなかった経験をされた方は多いと思います。
テントやタープは風で煽られても倒れたり飛んでいってしまわないようにペグとロープでしっかりと張る必要があります。
地面がやわらかい場所よりもある程度の固さがありペグが抜けにくい場所を選んで設営する方がより安全なのですが、プラスチック製ハンマーでは固い地面にペグをしっかり打ち込む事ができません。
鉄製のハンマー(ペグ用ハンマーもあります)を持っていくようにしましょう。
S字フック
私がキャンプで最も活躍する必需品だと絶賛しているのはS字フックです。
キャンプでは、とにかく「引っかける」「吊り下げる」場面がとても多くあります。
ビニル袋をちょっと引っかけてゴミ箱にしたり、ペンライトをテントに吊るして照明がわりにしたり。
S字フックでタープ内にロープを張ればタオルやTシャツなどの干場にもなっちゃいます。
邪魔になればすぐに外して場所を変えられるのでとにかく便利の一言につきます。
100均で買えますし小さな物なのでタープやテントのポケットに忍ばせておけば大活躍間違いなしです。
ラップ
キャンプでは屋外で食品を扱うのでラップは必需品なのですが、とても便利な使い方があるのです。
食事の時に食器にくるっとひと巻きして使うと、食器が汚れないので洗い物を減らすことができ水の節約になります。
キャンプ場によっては洗い場が充実しているところもありますが、洗い場からテントまでが遠い場合は生活用水としての水をタンクに汲んでおく必要があります。
水は料理や飲み物、歯磨きや洗顔などたくさん使うのですぐに無くなってしまいます。
その都度水の入った重たいタンクを運ばなければいけないので、キャンプにおいて水の節約はとても重要なのです。
ランタン
キャンプの夜は残り火のやさしい光で楽しく語らう、なんていいですよね。
でも薄暗いテントやタープの中で明かりは必需品です。
ランタンは大きくて明るいものから小さくて腰にぶら下げられる物まで多種多様なので用途に合った物を最低2~3個は準備することをおすすめします。
最近は100均で買える小さなランタンでもなかなか明るいので、私は夜トイレへ行くときや水場へ洗い物に行くときなどだいたい腰にぶら下げています。
足元が明るいし両手がフリーになるのでとても便利ですよ。
蚊取り線香
キャンプは屋外なので虫対策は必須です。
最も手軽なのは虫よけ線香ですね。
虫よけスプレーは汗などで流れてしまうので効果が長続きしないのですが、虫よけ線香であれば煙の届く範囲全体の虫よけができるのでとても便利です。
最近はおしゃれな線香ホルダーや吊り下げ型ホルダーもありますので探してみてはいかがでしょう。
あると便利なグッズ
キャンプにこれを持っていくと何かと便利!そんな便利グッズを紹介します。
水タンク
キャンプでは本当にたくさんの水を使います。
水場の近くにテントを張れば良いのですが、やはりみんな同じ事を考えるので水場の近くやトイレの近くは比較的人気ですね。
私はあまり人通りが多いと落ち着かないので水場やトイレから少し離れたところにします。
共用設備は夜中でも使う人はいますので音とか気になってしまうので。
水タンクがあれば重たい水を1日に何度も運ばなくてよいのでとても便利ですよ。
20Lくらいのポリタンクが2個あると料理・飲み物用と洗い物や歯磨き・手洗い用を分ける事ができて更に便利です。
料理用タンクはどうしても調理器具の近くに置く必要がありますが、手洗いや歯磨きは調理場所とは離れたことろに設置した方が使いやすいので。
あとタンクを選ぶポイントですが、出口の弁を押し続けないと水が止まってしまう物は使いにくいです。
洗い物や洗顔の時は水を出しっぱなしにしたいのでコック弁の方が両手がフリーになって断然便利ですよ。
段ボール
けっこうガザばるので敬遠されがちですが、段ボールは何かと便利に使えます。
テントを張る場所が湿っていればベースマットの下に敷くことができますし、夜冷えてきたらタープエリアの防風(保温)にも使えます。
朝のテント外面は夜露などがついていてけっこう水滴が垂れてくるのですが、朝起きたらテント出口に脱いでおいた靴が履けないくらい濡れていた、なんて経験のある方も多いと思います。
段ボールを箱状にして横向きにおいておけば簡易靴箱になるので濡れることはありません。
あまりたくさん持っていく必要はないので、荷物の下に1~2枚忍ばせておいても良いのではないでしょうか。
ヘッドランプ
ランタンやペンライトも便利ですが、やっぱり両手がフリーになるヘッドランプは超便利です。
料理をするにも、夜トイレに行くにも、森を探索するにも・・・いろいろな場面で活躍間違いなしですね。
子供たちもヘッドランプをつければ探検隊気分で大喜びです。
直接頭につけると留め具などが痛い場合があるので帽子の上からつけるのが良いかと思います。
カラフルな帽子の上につければ結構おしゃれなアイテムになります。
自然を楽しむグッズ
やはりキャンプでは大自然をおもいっきり楽しみたいですよね。
自然を楽しめて、しかも役に立つグッズをご紹介!
双眼鏡
山、海、川、湖・・・キャンプ場はいろいろな場所にあります。共通しているのは大自然の中ということですよね。大自然の雄大な景色の中を双眼鏡を覗いてみると楽しい発見がいっぱいです。遠くのボートや船、パラグライダー、森の鳥たち、どれをみても楽しめます。広いキャンプ場では子供たちは楽しさのあまり離れたところまで走り回るかもしれません。
ちょっと離れてしまってもお父さんやお母さんは双眼鏡で見ていられるので安心ですし、なにより子供たちの笑顔を双眼鏡でアップで見れるの嬉しいですよね。ポケットサイズの双眼鏡もあるので是非使ってみて下さい。
自転車
朝のキャンプ場内を自転車でひと回りすれば、コーヒーを飲みながら日の出を待つ人や朝ごはんの準備をする人、朝食のためにさっそく火起こしをしている人もいます。
元気に「おはようございます!」なんて声をかけられたり、とても気持ちの良い1日がはじまります。大自然の中を家族でサイクリングなんて最高ですよね。自転車があるとキャンプの楽しみがすごく広がります。もちろんおすすめはマウンテンバイクですね。自転車は移動の道具としても便利です。トイレに行く、管理棟に買い出しに行く、水を汲みに行く、自転車で移動すればどこに行くのも楽しくなります。キャンプ場によってはレンタルバイクもありますので一度調べてみることをおすすめします。
まとめ
キャンプ初心者におすすめする必需品や便利グッズ10選と題して紹介してきましたが、いかがでしたか?まだまだ便利なグッズはたくさんありますし、工夫の仕方でキャンプは何倍も楽しめます。
大自然の中で思いっきりキャンプを楽しみましょう。