自作!キャンプ用ローチェアの作り方!

キャンプ用ローチェアの作り方をご存じですか?

キャンプの時、ローチェアがあるとゆったりとでき、くつろぐことができます。

焚き火の前で、ローチェアを並べると雰囲気が良くなります。

もしDIYが得意であれば、ぜひとも自作してみたいところです。

では、一体どうやって作れば良いのでしょうか。

今回は 自作・キャンプ用ローチェアの作り方 についてわかりやすくご紹介します。

ローチェアとは何か?

あなたはローチェアとは何かご存じでしょうか?

ローチェアを一言でいうと「座面が低いイス」のことです。

ローチェアは、座面が地面に近く、低いという特徴があります。

そのため、あぐらをかいたり、膝を曲げたりできるのでリラックス感が高くなります。

現在、最も人気のあるキャンプ用チェアです。

ローチェアの自作のポイント

ローチェアを自作する上でのポイントはあるのでしょうか?

次の3点を心がけることで上手に自作することができます。

❶頑丈に作る

1つ目のポイントが「頑丈に作る」ことです。

ローチェアは人が座るものなので、壊れたらケガにつながることがあります。

体重が重い人が座っても壊れないように頑丈に作ることをおすすめします。

❷座り心地が良くなるように作る

2つ目のポイントが「座り心地が良くなるように作る」ことです。

自作後、実際に使用するのであれば、座り心地は重要になります。

見本にするローチェアは、座り心地が良いものを選びましょう。

❸異音がでないように作る

3つ目のポイントが「異音がでないように作る」ことです。

自作で作ると、取りあえず作ることに一生懸命になります。

ところが実際に座って見ると「ギコギコ・・・」異音がしてしまうことがあります。

食事やリラックスタイムに異音がすると興覚めします。

自作しながら異音がでにくいように作りましょう。

次の章からローチェアの自作を開始します。

①材料集め

1つ目が「材料集め」です。

次の材料を集めましょう。

❶木材

木材はホームセンターで全部そろいます。

次の5タイプの材料を揃えてください。

最近はホームセンターで材料をカットしてくれます。

安全にするため、ホームセンターでカットしてもらいましょう。

1⃣30×40×800mm 2本

2⃣30×40×600mm 2本

3⃣30×40×400mm 3本

4⃣30×40×335mm 1本

5⃣15×45×400mm 5本

❷帆布

1m角の帆布を1枚

❸ハトメ

ハトメ(外径10mm・内径5mm)×10個

ハトメとは真鍮でできた「輪っか」のことです。

❹ビス

木工ビス50mm 1箱(ローチェア本体用)

木工ビス25mm 10個(ハトメ用)

➁道具集め

2つ目が「道具集め」です。

❶ハンマー

ハンマーとは金槌のことです。

ハトメを留める時に使います。

❷ポンチ

ハトメを留める時に使います。

❸鉄製ベース

鉄製ベースは、ハトメを留める時の「下敷き」として使います。

❹インパクト

インパクトは、ドリルで穴を開けたり、ビスを留める時に使います。

❺ドリルビット

ドリルビットとは、木材に穴を開ける時に使うドリルタイプの刃のことです。

❻プラスビット

プラスビットとは、プラスのビスを留める時に使います。

❼ハサミ

ハサミは、背もたれ用の布をカットする時に使います。

➂作業

3つ目が「作業」です。

❶ドリルで穴を開ける

最初にやるのがローチェア本体のビス留めする箇所を全てドリルで穴を開けることです。

わざわざドリルで穴を開ける理由は割れを防ぐためです。

ビスで木材を留めると、木材が割れることがあります。先にドリルでビス穴を開けることで割れを防ぐことができます。

全て、ビス留めする箇所に穴を開けたらOKです。

❷座面を作る

座面の材料は次の木材を使います。

2⃣30×40×600mm 2本

4⃣30×40×335mm 1本

5⃣15×45×400mm 5本

作り方は2⃣30×40×600mmを、2本335mmの幅で並べます。

5⃣15×45×400mmを、すき間を開けて5本全てビス留めします。

逆方向の下から10cmのところに、4⃣30×40×335mmをビスで留めます。

これで座面は完了です。

❸背もたれを作る

背もたれは次の材料を使います。

1⃣30×40×800mm 2本

3⃣30×40×400mm 3本

作り方は30×40×800mm2本を、400mm幅で並べます。

一番端に30×40×400mmを、1本だけビスで留めます。

次に逆方向に30×40×400mm2本を、上下からビスで留めます。

以上で背もたれは完了です。

❹仮組

座面と背もたれを組み合わせて、一度仮組をします。

❺背もたれ用の布の作成

1m角の帆布を背もたれに合わせます。

背もたれになるように、ハサミでカットします。

次にハトメ用の穴をドリルで10箇所開けます。

背もたれ用の布を鉄製ベースに載せ、ハトメを入れてポンチで当て、ハンマーで叩いて留めます。

10箇所全部留めたらOKです。

❻背もたれに布を固定

次に背もたれに布を当て、ハトメのところにドリルで穴を開けます。

全部穴を開けたら、穴とハトメの位置を合わせ、10箇所全部にビス留めします。

④本組をして完成

4つ目が「本組をして完成」です。

座面と背もたれを組み合わせ本組をします。

丁度、良い感じに留まったら完成です。