キャンプといえばテントで、という印象を持っている方も多いでしょう。しかし、コテージを使ってのキャンプもまた、テントでのキャンプとは異なった楽しみ方ができます。
簡素な家屋のスタイルであるコテージは、テント泊における不便なポイント、たとえば眠るときの気温や水回りなどの設備も充実している点がそれに当たるでしょう。この記事ではこうした楽しみ方ができる北海道のコテージキャンプ場をご紹介します。
北海道のコテージキャンプの魅力とは?
北海道内は比較的キャンプ場が多く、アウトドアアクティビティの一環としてキャンプを楽しむ方も多くいます。しかし、先にも述べたように、やはりキャンプといえばテントという印象を持っている方も多いでしょう。
そんな中、北海道内のキャンプでコテージを使ったキャンプならではの楽しみといえば、やはり雄大な自然環境を活かした風景・景観を、快適な室内から楽しめるということでしょう。
また、真夏の時期ならともかく、北海道は春・秋でも朝晩は冷え込むことがあります。このような環境であっても、テントとは違いコテージであれば快適に過ごすことができるのです。
ルスツリゾート コテージ
北海道虻田郡留寿都村にあるルスツリゾートは、冬はスキー、夏はキャンプやラフティングと、季節を通してアクティビティが豊富にあるリゾートエリアです。
コテージキャンプ場としては、洗浄便座式の清潔なトイレや客室内風呂をはじめとして、液晶テレビや保冷庫など、キャンプでありながらまるで客室完備のホテル・リゾートに泊まっているかのような快適な時間を過ごすことができます。
キャンプとともにラフティングなどのアクティビティを楽しむ予定の方は、日中の遊びで想像以上に疲れてしまったとしても、夜は設備の整ったコテージでの宿泊が待っています。
ウィンケルビレッジ
ウィンケルビレッジは、北海道小樽市にある宿泊施設です。キャンプでは大自然の中で様々なアクティビティを楽しみたいけれど、夜はテントよりもしっかりとした作りのコテージでお洒落に過ごしたい、という方にぴったりのスポットです。
周辺ではボートクルーズ、シーカヤックをはじめとして、冬はスキー・スノーボードなど、自然をたっぷりと楽しめるスポットとなっています。
ウィンケルビレッジのコテージは、テラスに天然温泉100%の客室露天風呂を備えるほか、ダッチオーブンやバーベキューセットなどの貸し出しを受けることもでき、キャンプの醍醐味もしっかりと味わうことができます。
札幌市定山渓自然の村
北海道の主要都市の1つである札幌市からアクセスしやすく、使いやすいコテージスポットが、札幌市定山渓自然の村です。
コテージ1室は5名まで利用でき、宿泊や日帰りの滞在費用も比較的リーズナブルで、野外炊事場を使って気軽にアウトドア・キャンプ体験ができるのが定山渓自然の村の魅力です。
キャンプに挑戦してみたいけれど、まだ本格的なアウトドアは経験不足、というキャンプ初心者にもおすすめです。
コテージのほか、モンゴルの「ゲル」をイメージしたテントハウス、テントを持ち込んで張ることができるテントサイトもあります。
増毛リバーサイドパーク
増毛町にある増毛リバーサイドパークは、広々とした敷地内でコテージ泊・キャンプ泊が楽しめるスポットです。
園内ではパークゴルフ、テニス、サッカーなどが楽しめる広場があります。
コテージはおしゃれなログハウス風の建物で、冷蔵庫、台所、ユニットバスにトイレなど、充実した設備の中でコテージ泊を楽しむことができます。
寝具の貸し出しもあるため、何かと荷物が多くなりがちなキャンプでも手軽に楽しむことができます。普段キャンプをしない人でも、ドライブがてらに宿泊を楽しむというのもよいでしょう。
まあぶオートキャンプ場
まあぶオートキャンプ場は、深川市にある丘陵地のキャンプ場です。
オートキャンプサイトのほかコテージも備えており、園内ではドッグラン、りんご狩りキャンプ、バーベキューなどが楽しめます。
また、キャンプ備品は要予約・有料ですが貸し出しが可能で、ほぼ手ぶらでのキャンプも可能です。
本格的なキャンプ用品は揃えていないけれどキャンプを楽しみたい、キャンプの非日常感を手軽に味わいたい、という方にもおすすめのキャンプ場です。
まとめ
コテージに宿泊するという体験は、日常生活の中ではなかなかないかもしれません。
しかし、ビジネスホテルなどとは異なった趣のあるコテージ泊は、キャンプや旅の非日常感をより盛り上げてくれます。
テント泊で感じる不便も、コテージ泊では大きく軽減されるため、子連れのファミリーなどでも手軽にキャンプの楽しさを味わえるというのが魅力です。
北海道内にはコテージを備えるキャンプ場が多数ありますので、コテージ泊を検討している方はぜひこの記事でご紹介したキャンプ場を参考にしてみてくださいね。