家族でキャンプ!子連れ・ファミリーにぴったりの楽しみ方とは?

子どもができると、なかなか自分も楽しめる遊びをする機会がなくなってしまうと考えている方もいるかもしれません。しかし、アウトドアやキャンプは子どもと一緒に楽しめる要素がたくさんあります。子どもがいるからこそのキャンプの楽しみ方、ファミリーでのキャンプの楽しみ方について、この記事で解説します。これまで発見していなかったキャンプの楽しさに、ぜひ目を向けてみてくださいね。

ファミリーでのキャンプをしている人はいる?

キャンプやアウトドアというと、どうしても学生や若い人たちが大人数で楽しむもの、というイメージを持ってしまいがちです。しかし、本来のキャンプやアウトドアは、年齢・性別など関係なく、そして好きな人数で楽しんでよいものです。現に、実際にキャンプ場に赴いてみると、確かに大人数で来ているキャンパーもいますが、お友達と二人で来ている人や、家族で来ているファミリーキャンパーの姿も多く見かけることができます。子連れだから、家族だからと気後れする必要はまったくないのです。

ただし、子どもがいるからこその注意も

子どもは、アウトドア・自然環境の中では、はしゃいで走り回ったり、親が予想していないような行動をとることもあります。キャンプ場に限らず、自然環境というのは基本的に子どもに優しくできてはいません。親が適切に管理・フォローしてあげることで、はじめて子どもも安心して心ゆくまで楽しめるキャンプができるのです。このようなことから、親としてもアウトドアに来ている、キャンプに来ているとき、特に子どもが遊び回っているときには、一緒についていって目を離さないようにするなどの注意は必要になるでしょう。

キャンプ・自然での経験は子どもに良い影響があります

現代は、なかなか街中に住んでいると自然を感じにくい世の中です。植物や動物は、動物園やネットの情報で見たことはあっても、実際にどのように暮らしているのかを知らない、という子どもは多くいます。また、それ以外にも、お料理は電子レンジで温めればできる、と思ってしまっている子どもも多いのが実情です。アウトドアやキャンプの場は、そうした「便利」からあえて離れて、不自由を楽しむ場所でもあります。こうした経験を子どものうちにさせておくことは、子どもの将来にとって良い影響となるでしょう。

カヌーや木登りなどの自然を活かしたアクティビティ

自然の中で思いっきり体を動かして遊ぶという経験は、現代の子ども、つまり「現代っ子」にはなかなかないものかもしれません。キャンプやアウトドアといった自然の中での遊びは、こうした経験をするのにぴったりです。急流がある環境のキャンプ場なら、カヌーやカヤックといった、思い切り水と触れ合う遊びが経験できますし、場所によっては木登りやスラックライン(ベルト渡り)などの、広い環境を活かしたアクティビティが楽しめる場合もあります。こうしたことが経験できるのは、キャンプ場ならではです。

釣りや野鳥・昆虫の観察など、生物とふれあう

実際に自然の中で生活している生き物を見るという経験は、やはり街中ではなかなかできないものでしょう。最近では公園などでも、昆虫や野鳥などの生息数は減少する一方です。しかし、キャンプ地となるような自然環境においては、その中で生活している生物も豊富です。子どもにとっては、野生生物をはじめて直視する経験にもなります。このような体験もまた、家族連れでのキャンプでしか味わえないポイントのひとつであるといえるでしょう。ゲームばかりでなく、実際に肌で自然の魅力を味わって欲しい、たまには子どもと一緒に体を動かしたい、と思っている親御さんにもぴったりです。

料理はどうやってつくる?野外炊事もよい経験に!

子どものうちは、お料理を体験する機会も少なく、特に外食や出前などが多い家庭ではなおさらです。お料理はどうやって作るものなのか、食材の下ごしらえはどうすればよいのか、といったことは、実際に野外での調理を経験してみなければなかなか身につかないものです。キャンプ・アウトドアの場で、子どもと一緒に料理をしたり、一緒に炊事手順を学んでいったりすることは、子どもだけでなく親にとっても勉強になる素晴らしい体験となることでしょう。

まとめ

家族でのキャンプにおいては、「子どもと一緒」であること、それによる「大変さ」や「注意点」に目がいってしまいがちです。しかし、そうしたことを超えて、子どもと一緒だからこそ楽しめることや、子どもと一緒に体験することで、親子揃って良い体験となることも多くあります。この記事を参考に、ぜひお子さんを連れて家族でのキャンプを楽しんでみてくださいね。