キャンプにいざ行ってみると想像していたものよりうまく行かなかったという 経験はないでしょうか? キャンプ場では初心者に見られたくないという気持ちがあると思いますが、初心者ならではの振る舞いも出てしまいがちです。 ここでは初心者にはよくある失敗例と対策方法をいくつかまとめましたので、キャンプに行く際は参考にしてもらえるとうれしいです。
目次
忘れ物はしていないか
忘れ物をすると楽しいキャンプもなんだか気分が落ち込んでしまいますよね。 忘れものをなるべくしないようにキャンプの前日までには用意するものをリスト化し忘れ物がないかチェックしましょう。
虫除け
大自然の中には沢山の種類の虫がいて、普段生活している環境よりも虫の多さが気になると思います。 虫刺されで痒くて夜に眠られないということや、虫刺されが原因でキャンプに集中できず十分にキャンプを楽しめないということもありますので 虫除けを持ってくるのを忘れた際は近くのコンビニで購入したいところです。 虫除け対策をしていても刺されることはありますが、 数日たっても腫れがひかない場合や熱が出たといった場合は早めに病院で診てもらいましょう。
マット
地面がごつごつしていて硬い場合は眠られない原因になりますので マットはキャンプには必須のアイテムですね♪ 万が一マットを忘れた時はダンボールで代用ができ、何枚も重ねると 地面の硬さをやわらげることができますし ダンボールは空気の層を作ってくれる構造になっているため断熱性が高く 寒さ対策にも適したアイテムです。 スーパーなどでは無料でダンボールをいただくことも可能で 火起こしの際の着火剤としても使うことができるため汎用性が高く用意しておくことがおすすめです。
ランタン
夜にはランタンが大活躍しますが キャンプ場にランタンを忘れると暗さで 何をするにしても不便です。 LEDランタンは手ごろな価格で十分な光量が魅力で、USB から充電できるタイプもありますので一つ持っておくと便利です。
火起こしがうまくできない
火起こしがうまくできないことはキャンプでは最もよくあることなので、 自信がないかたはバーベキューの30分前には火おこしを始めると余裕を 持って取り組めるはずです。 火起こしのポイントとして炭は煙突状に立て、 煙突のようにすることで上昇気流が起こり、立てた炭の中に空気が入りやすくなることで炭に火が届きやすくなります。 火起こしを効率がよくできるアイテムとして着火剤がありますが、着火剤を使っても炭にうまく燃え移らせることは初心者には難しく うまく燃え移らせることができないと着火剤のみが燃えてしまいます。 着火剤を忘れた場合は牛乳パックでも着火剤の代用ができ、 牛乳パックは内側にワックスが塗られているので新聞紙よりも燃えやすいですし、燃えかすが少なく使いやすいです。 火起こしを最も簡単にするものは火起こし器がおすすめで 初心者でもテクニックも不要で10分ほどあれば火起こしができるため 火起こしに自信がない方は特におすすめです。
キャンプ後のテントの保管に注意
テントが雨に濡れた後などは速やかにテントを乾燥させましょう。 雨や結露はカビが生えやすいので拭き取りをした後、 風通しの良いとこが保管場所としてベストです。 物置に数か月放置しておくとカビが生える危険性が高くなりますので キャンプに行く前にテントに不具合がないかなど確認してください。
テントを組み立てるのに時間がかかる
キャンプと言ったらまずはテントの組み立てを思い浮かべる方も多いかもしれません。 しかし初心者の方はテントを組み立てる手順がわからないことや、思ったよりも時間がかかってしまうこともあり 労力を使ってしまいがちです。 組み立て方がよくわからない原因はテントの構造を把握していないことがあげられるため、 キャンプ場に行く前にテント設営の動画や取扱説明書で予習しておくことや、 広い場所で実際に立ててみることがおすすめで 一度実際に立ててみることで初期不良や長年使っていなかった場合は不具合に気付くことができます。 また小さいテントと大きなテントでは設営の難易度も変わり、 テント設営で時間がかかってしまうことで、その後の食事の準備や 自由に遊べる時間が減ってしまうことも考えられますので手際よくテントを設営したいです。
テント設営のコツ
雑な広げ方はテント設営に時間がかかってしまう原因となるため まずはテントを隅々までしっかり広げます。 強風時はテントの設営が難しいため人数を確保できれば複数での設置をし、 人数が少ない時は テントが風によってバタバタしないように置物で一時固定することも有効です。
ペグがうまく刺さらない
固い地面にはぺグが刺さりにくく、 強引に誘ってするとペグが折れたり曲がったりすることもあります。 テントに付属しているものは強度不足のものもあるため 別売りの強度が高い鍛造のペグを用意することがおすすめです。 地面が砂の場合など柔らかい場合はプラスチックのペグが適しており 地面の相性に合わせたペグを選ぶことが大切です。
暑さや寒さ
キャンプ場は山間部や高原になっているところも多く思っていたより寒くなることもあり、 それが原因で寝付けなかったということもあります。 そのような際にブランケットがおすすめで膝にかけると下半身を保温してくれましすし、アウターの上にかけるとより身体の保温ができ 友人へ貸し出しも行うことができますので車に最低1枚は用意していきましょう。 また予想外に暑い場合もありますので 夏のキャンプは携帯できる扇風機があると心地よい風を感じることができます。 暑い場合や寒い場合の対策はしっかり行いましょう。
給油をしっかり済ませておく
キャンプ場までの道のりは坂道が多いところがほとんどであり、 大人数で荷物を積みエアコンをかけながらの走行は予想以上にガソリンを消費することもあります。 カーナビを使わずに初めてのキャンプ場に行くまでは道に迷うことも考えられますし、 ガソリンスタンドが近くにない場合も多いですので、 ガソリンは満タンにしガス欠がないようにしましょう。
焚き火は火の粉に注意
高級なダウンに穴が開いてしまうことや火の粉で皮膚が火傷してしまうこともあります。 汚れても良い服装と皮膚を保護するためには長袖長ズボンが有効です。
イライラしない
キャンプではうまくいかないことが重なってケンカをしてしまったというケースもあります。 想定外の出来事はキャンプの醍醐味と捉えイライラを他人にぶつけずキャンプを楽しみましょう
携帯 の取り扱いに注意
川遊びや雨によって故障や遊びに夢中になって紛失に注意したいです。 防水ケースの中に入れたり、首からぶら下げたりして携帯の取り扱いには注意しましょう。
まとめ
初心者のあるあるを紹介しましたが、キャンプを始めたばかりのときには このような経験をした方も多いのではないでしょうか 。 初心者は特にキャンプで想定外の出来事になりがちですが 失敗を経験して学び成長することができると思います。 みなさんもキャンプに何度もチャレンジし経験値を積んでいきましょう。