あなたは山形発のアウトドアショップ「ディセンバー」をご存じですか?
「ディセンバー」はオーナー夫婦が、二人三脚で経営をしている小さなショップです。
場所は山形市ですが、看板などもなく、初めて来た人であれば行き過ぎてしまうほど、自社アピール度「0」のお店です。
また大きな特徴は、商品の8割ほどが自社製作している点です。
他にはないオリジナルなアウトドアグッズを作っていることで、コアなユーザーを獲得しています。
また現在東京目黒に2号店をオープンしています。
ではアウトドアショップ「ディセンバー」とは一体どんなショップなのでしょうか。
今回はアウトドアショップ「ディセンバー」の魅力3選について詳しくご紹介します。
目次
アウトドアショップ「ディセンバー」山形店の基本情報
アウトドアショップ「ディセンバー」は現在2店舗を展開しています。
最初にご紹介するのが、1店舗目の山形店です。
山形店の正式名称は「OUTDOOR SHOP DECEMBER 山形」と言います。
「OUTDOOR SHOP DECEMBER 山形」がある場所は「山形県山形市飯田2丁目2−2」です。
「OUTDOOR SHOP DECEMBER 山形」のオープンは2009年です。
営業期間:通年営業
営業時間:13:00~18:00
定休日:毎週 水曜日、木曜日
電話番号:023-623-9671
アクセス情報:山形駅から車で約20分の位置にあります。
山形市内にあり、山形駅と蔵王駅の丁度中間地点にあります。
立て看板やお店自体にも看板がなく、普通の住宅に見えます。初めての方であれば、まず場所はわかりません。
車であれば、必ずナビをセットしてからショップに向かうようにしてください。
ショップは思っている以上に小さく、ショップの前には車は2台ほどしか停められないので、そちらもご注意ください。
アウトドアショップ「ディセンバー」目黒店の基本情報
2つ目にご紹介するのが、2店舗目の目黒店です。
目黒店の正式名称は「OUTDOOR SHOP DECEMBER 目黒」と言います。
「OUTDOOR SHOP DECEMBER 目黒」がある場所は「東京都目黒区目黒4-10-4」です。
「OUTDOOR SHOP DECEMBER 目黒」のオープンは2018年10月です。
山形店のオープンから10年後ということになりますよね。
営業期間:通年営業
営業時間:12:00~20:00 (土日祝 11:00~19:00)
定休日:毎週 水曜日 、 第2・第4木曜日
電話番号:03-6451-2917
アクセス情報:目黒駅より歩いて約14分の位置にあります。
バスに乗ると約3分ほどでつきます。
目黒店の外観はログハウス調の外観です。こちらのお店もパッと見アウトドアショップには見えないのでご注意ください。
唯一の手掛かりは窓辺にランプなどのアウトドアグッズが飾ってあることです。
両店共通の公式サイト・インスタ
こちらでは両店共通の公式サイト・インスタのURLをご紹介します。
公式サイト:http://december.shop-pro.jp/
公式インスタ:https://www.instagram.com/outdoorshop_december/?hl=ja
セールスポイント① オーナーの異色の経歴が際立っている
1つ目のセールスポイントが「オーナーの異色の経歴が際立っている」ショップということです。
アウトドアショップ「ディセンバー」の最大のセールスポイントといえるのが、オーナーである菊地大二郎さん自身です。
異色の経歴から、現在アウトドアショップ2軒の経営をされています。
元々小学生の頃に隣のおじさんから、渓流釣りに連れて行ってもらったことが、アウトドアレジャーへのきっかけでした。
その後高校や大学になると、1人で山に登りキャンプをするようになったそうです。
大学では「彫刻」を専攻され、大学卒業後は東京で芸術家を目指して活動されていました。
会社への就職は一度もなく、フリーターで食いつないできたそうです。
メインは内装業や家具デザインをやっていたそうです。
その後30歳くらいで東北へ戻り、週に3~4日釣りをしながら飲食店を開業されます。
やがて飲食店は他人に譲り、喫茶店を始め、喫茶店開店のちょうど1年後に現在のアウトドアショップ「ディセンバー」の山形店を開店されます。
セールスポイント② 8割がオリジナルブランド品
2つ目のセールスポイントが「8割がオリジナルブランド品」ということです。
オーナーの菊池大二郎さんが、アウトドアショップを開業したいと思ったきっかけは、アウトドアショップで儲けたいからではありませんでした。
もっと面白いアウトドアギアを自分で作りたいという考えからスタートされています。
そのため、商品は問屋からの卸品よりも、約8割近くが自社製品です。
デザインの担当が元芸術家である菊池大二郎さん、布生地製品などの製作が、奥さんが担当されます。
菊池さん自ら器用貧乏というように、昔からいろんなものを手作りしてきたことから、自社製が当たり前だったとのことです。
最初は夫婦二人で二人三脚で始められ、今は近所の友達も二人のお手伝いをされているそうです。
セールスポイント③ お客さんとの会話を大事にするショップ
3つ目のセールスポイントが「お客さんとの会話を大事にするショップ」ということです。
1号店の山形店などは、特にアクセスの良くない場所に建っており、なおかつ看板もなく、積極的宣伝もしていません。
なので普段からお客さんは「まばらな入り」です。
そのためオーナーと数人のお客さんのみになることが多く、自然と会話が生まれるそうです。
話をするうちに打ち解けてきて、長く付き合っていける友達のようなお客さんになっていくそうです。