キャンプ用品は様々なブランドが商品を製造しており、どれも魅力的なものなのですが、その一方で、すべてキャンプ用品を揃えようとするとかなりの予算を必要とする、というデメリットもあります。もちろん、高品質で信頼できるアウトドアメーカーの商品を使うことそれ自体は好ましいのですが、中には100均の商品でも、充分に代用できるものというのも存在します。この記事では、アウトドアやキャンプの場面で活躍できるダイソーのキャンプ用品・アイテムについてご紹介していきます。
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100円ショップのアイテムはキャンプでは不安?
メーカーのキャンプ用品がそれなりの値段で販売されていることには、もちろんそれなりの理由があります。それは何度も研究開発を重ねて、信頼できる工場や原料を使ってアイテムを製造していることもその理由のひとつでしょう。一方、100円ショップのアイテムは、かつては「安かろう悪かろう」などと言われていましたが、近年のダイソーの製品などはかなり実用に耐える製品を販売しています。そのため、ダイソー・100円ショップのアイテムイコール信頼できない、と考えるのは、やや早計なのです。
ダイソーのアイテムとメーカー商品とで棲み分けも良い選択
「どうしてもダイソーのアイテムには不安がある…」という方は、アイテムの「棲み分け」「使い分け」というのもよい選択となります。たとえば、お皿などの食器、消耗品、ライト、シート、調理器具などのある程度構造が簡素なものはダイソーで、一方でランタンや椅子、固形燃料などの「正しく取り扱わないと危険なもの」に関してはメーカー品にするといった分け方もあります。また、ダイソーでは取り扱っていない専門的な商品、たとえば高品質なマルチツールやテント、寝袋などはメーカー品で、それ以外は思い切ってダイソーの商品を使う、というふうに分けてしまうという手段もあります。
コスパ抜群!ダイソーに置き換えられるキャンプ用品
ここからは、実際にダイソーで販売されている商品のうち、キャンプの場面に使うことができるおすすめアイテムをご紹介していきます。自分が今持っているアウトドア用品と見比べてみて、足りないもののうち、ダイソーの商品で置き換えられそうなものがあったら、ぜひ試してみてくださいね。
意外と優秀!?スキレットやトングなどの「調理器具」
特に少人数のキャンプなどですと、大掛かりにキャンプファイヤーを炊いたりバーベキューをしたり…というよりは、ガスコンロでスキレットやパンを使って少しずつお料理を作るというケースも多いでしょう。スキレットや小型パンが本当は欲しいけれど、アウトドアメーカーのものはちょっと予算が…という方は、ぜひダイソーの小型調理器具のコーナーを見てみてください。ポイントは、なにより「小型」で「安価」であることです。「キャンプ用」と明言されていなくても、これならサッとキャンプ用品と一緒に持っていくことができそうです。
キャンプでは水の確保が大変!「ウォーターバッグ」「ジャグ」
水道が各場所に設置されているような、コテージタイプのキャンプ場ならよいですが、完全にフリーサイトで水汲み場が別途設置されているという一般的なタイプのキャンプ場に宿泊する場合には、「水の確保」が実は大変だったりします。バケツですと汚れが入ってしまう可能性がありますし、かといってペットボトルでは水を入れるのも捨てるのも時間がかかってしまう…そのようなときに活躍するのが、「ウォーターバッグ」や「ジャグ」です。これらはメーカー品ですとそれなりの値段がしますが、ダイソーであれば100円~400円製品のコーナーにあるため、かなり安価に購入することができます。耐久度に心配があるという方は、予備用を合わせて購入しておくのも手です。2つ買ったとしても、メーカー品よりも安く調達することができるでしょう。
毎回大量に使う方にも!「着火剤・固形燃料」
キャンプにおいては、水と同様に火も確保することが多くなります。バーベキューやキャンプファイヤーだけではなく、調理の際に固形燃料ストーブを使ったり、小規模な焚き火をするときにも着火剤があればスムーズに焚き火を作ることができます。しかし悩みどころなのは、こうした消耗品は大量に使用してしまうためお金がかかる、ということです。ダイソーで販売されている固形燃料や着火剤は、その目的を充分に達成することができ、かつ安価に購入することができるので、この点を悩んでいたという方は、ダイソーのアイテムに切り替えてみるのも良い選択肢です。
まとめ
ダイソーのアイテムは本当にキャンプで使えるの?どうせ割り箸とかタオルでしょ、という声を耳にすることがあります。しかし、ダイソーの製品は100均ショップの中でも品質の良いものが多く、キャンプの場面でも充分に活躍してくれます。キャンプ用品が高くて揃えられない…消耗品の支出が痛くてなかなかキャンプに行けない…という方は、ぜひこの記事を参考にして、適切にダイソーの商品を取り入れてみてくださいね。