函館近郊の無料で利用できるキャンプ場はある?特徴的な無料キャンプ場をご紹介

北海道はその豊かな自然環境と雄大な光景によって、キャンプ場の数にも恵まれています。北海道のキャンプ場はどこか一箇所に固まっているわけではなく、各地にあるわけですが、道南・函館の周辺にも魅力的なキャンプ場があります。この記事では、道南・函館周辺の無料で利用できるキャンプ場についてご紹介していきます。

函館にはどのような無料キャンプ場がある?

函館を中心とする道南は、函館市の周辺に大沼、七飯、北斗など、自然環境に恵まれた町が多くあります。函館市自体は都市であるため、市内にはそれほどキャンプで利用できる場所は多くありませんが、函館市を拠点としたり、物資などの購入場所として利用できるのは便利です。また、道南と聞いてイメージしやすい日本海・太平洋などの他にも、大沼湖や茂辺地川など、変化に富んだ地形・自然環境を体感することができます。無料キャンプ場として利用できる場所は、基本的に車で訪れるアクセス状況になるため、オートキャンプでの利用ができるキャンプ場も多くあります。

函館近辺の無料キャンプ場の魅力とは?

先にも述べたように、道南には豊かな自然環境があります。都市から離れた道南のキャンプ場では、静かな湖や緑のそばで美しい自然を眺めながら、穏やかな時間を過ごすことができるが魅力です。また、道南の拠点である函館は、漁港としても有名です。バーベキューをしたりするのもキャンプの魅力ですが、その際に地元・函館やその近郊の海鮮・魚介類などを仕入れてからキャンプ場に赴くというのもよい趣向でしょう。

函館周辺の無料キャンプ場をご紹介

函館周辺にはいくつかのキャンプ場がありますが、その中でも、「無料で利用」することができる特徴のあるキャンプ場があります。以下には、函館周辺で無料で利用できる、かつ、魅力的な特徴を持つキャンプ場をピックアップしてご紹介していきます。

東大沼キャンプ場

東大沼キャンプ場は、亀田郡七飯町東大沼にあるキャンプ場です。キャンプ場、という言葉から連想するような緑と、大沼湖という水にも囲まれた自然環境豊かなキャンプ場です。利用料は無料で、炊事場やトイレが利用可能です。また、函館市内からのアクセスもよいので、函館市内でキャンプに必要なものを購入してから訪れるにもよい立地のキャンプ場であるといえます。町中の騒々しい雰囲気に疲れてしまうという方には、豊かな自然の中で、緑と湖を眺めながらゆったりと過ごすことができる理想的なキャンプ場です。

湯の沢水辺公園

湯の沢水辺公園は、北斗市茂辺地にあるオートキャンプ場です。オートキャンプサイトとしておよそ35サイトあり、しっかりと整備された芝生では、快適に過ごすことができます。キャンプ場中央に設置されたトイレと炊事場は、キャンプサイトからのアクセスが良好です。茂辺地川の中流にあるキャンプ場なので、キャンプをしつつ渓流散策や渓流釣りも楽しめるのがポイントです。春のキャンプでは、例年5月中旬から下旬にかけて八重桜が咲くので、桜を見ながらのキャンプも楽しいでしょう。

かもめ島キャンプ場

かもめ島キャンプ場は、檜山郡江差町字鴎島にあるキャンプ場です。ここはもともとは北海道本島とは離れた離島でしたが、現在は堤防などによって徒歩で入場できます。海が至近であるため、近くには「かもめ島海水浴場」、「えびす浜海水浴場」といった海水浴が楽しめる地域があるほか、史跡・観光地として幕末の軍艦「開陽丸」が展示されている「開陽丸記念館」も付近にあります。キャンプ場内はやや傾斜しているので、島を階段で登ることになりますが、そのおかげでキャンプ場からの眺めは素晴らしく、心地よい朝日や夕日を見ながらのキャンプが楽しめるのもポイントです。

まとめ

道南に位置する函館は、北海道の中でも札幌・旭川と並ぶ都市として認識されています。とはいえ道南も自然環境は豊かであり、その自然の中でキャンプが無料で楽しめるキャンプ場もあります。それぞれに特徴のあるキャンプ場ですので、道南でのキャンプを検討している方は訪れてみるのも楽しいでしょう。