大自然の魅力あふれる北海道でキャンプした経験はありますでしょうか?
北海道以外ではなかなか味わうことのできない深い自然の雰囲気は、一度経験すると病みつきになること間違いなしです!
しかし、北海道は遠く、お金もかかってしまいますよね。
そんな時はぜひとも無料キャンプ場を利用しましょう。北海道は他の地域と比べても無料のキャンプ場の数が多く、また無料でもそれなりに設備が充実していることがほとんどです。
北海道はとても広いので、今回の記事では北海道の道南、道央、道東、道北の4つの地域でそれぞれのおすすめ無料キャンプ場をご紹介いたします!
道南編:湯の沢水辺公園
最初にご紹介するのは道南地方にある、湯の沢水辺公園です。
住所は北海道北斗市茂辺地市の渡462-1になります。
函館から車で40分ほどの場所にあるこのキャンプ場は奥深い山の中にあり、行くまでに少し不安になるほどです(笑)
ですがキャンプ場自体はきれいな造りで、日当りの良い芝生が魅力的な空気を醸し出しています。
設備としては炊事場と推薦のトイレがあります。
サイトの横には小さなせせらぎが流れ、夜にはさらさらとした音が気持ちよいキャンプ場です。(ただ夏には虫よけが必要になるかと思います)
シャワー設備はありませんが、近隣に温泉があり、手軽な金額で利用することが出来ます。
管理人もいませんので、キャンプに必要な道具は全部自分で持ち込む必要があります。
また場所の予約も出来ないので、早めにテントを構えておく必要があります。
道南には他にも無料のキャンプ場がありますが、函館から最も近い場所はここになります。
道央編:石狩浜海水浴場あそびーち石狩
道央で紹介したいのは石狩新港からほど場所にある、石狩浜海水浴場あそびーち石狩です。
札幌と小樽の間にある、石狩市の海水浴場に隣接しています。
この石狩浜海水浴場は札幌近郊でも屈指の大きさの海水浴場で、毎年多くの人が訪れる有名な遊び場なのです。
炊事場も簡易的とはいえ設置してあり、また有料ですが温泉がすぐ近くにあることもキャンパーから人気が高い理由です。
本格的なキャンパーよりも、レジャーで海を楽しんだついでにキャンプも、というライトなノリにぴったりなキャンプ場ですね!
とても便利で手ごろなキャンプ場なのですが、その分混雑しやすいのが難点といえます。
テントを張れる範囲も決まっているので、キャンプするつもりでしたら早めの行動が必要です。
ここはキャンプは無料なのですが、海水浴場の駐車料金だけはかかってしまうので注意してください。
またここはレンタルのキャンプ用品もありますので、手ぶらでキャンプを楽しむこともできます。前述したように混雑が予想されますので、電話で在庫などを確認するようにしましょう。
道北編:チミッケップ湖キャンプ場
道北からご紹介するのは網走郡津別町字沼沢にある、チミッケップ湖キャンプ場です。
ここはアングラー(釣り人)なら知る人ぞ知る穴場的なキャンプ場です。
故意やワカサギ、北海道名物であるニジマスが狙えるとあって、北海道まで遠征に来たアングラーの密かな人気スポットなのです!
大きな湖近辺の草地がキャンプサイトになっており、その広々とした雰囲気は北海道ならでは。
チミッケップ湖は道東にある阿寒湖とならび、ヒメマスの原産地として知られ古代から存在したその自然の雄大さにきっと圧倒されることでしょう。
嬉しいのは駐車料金を含め完全無料で利用できることです。設備は水洗トイレと併設された炊事場があり、最低限ですが整った環境です。
管理事務所などもないため、テントなど器具の貸出もないため、キャンプに必要な道具はすべて自分で用意して行く必要があるので注意してください。またオートキャンプも不可となっています。
道北という場所がら、北海道の中でもかなり涼しい地方になりますので夏でもある程度の防寒対策をしていったほうが無難です!
道東編:霧多布岬キャンプ場
北海道、というより日本で最も東の端にある道東地方でおすすめしたいのは霧多布岬キャンプ場です。
住所は北海道厚岸郡浜中町湯沸41で、北海道の東端にほど近く、もうしばらく車を走らせると北方四島の一つである国後島が見える場所まで行くことが出来ます。
この霧多布岬というのはアイヌ語の当て字なのですが、当て字のとおりに非常に霧が発生しやすい場所です。
高台にあって海を臨むキャンプ場であるため、霧が立ち込めたときも趣はあるのですが、キャンプといえば晴れの天気!と思う方は8月以降の比較的霧が少ない時期を狙うとよいでしょう。
こちらもオートキャンプはできませんが完全無料で利用でき、また費用は掛かりますがバンガローが多く利用できるのも魅力の一つです。バンガロー内部は設備がないのですがその分費用は4人用で1,720円と格安で利用できます!(要予約)
大き目な炊事場と水洗トイレがあり、管理事務所もあります。
太平洋を望む広々とした草地のキャンプサイトでは、北海道キャンプの醍醐味を存分に味わうことが出来るはずです!
まとめ:北海道キャンプはマナーを守って!
北海道は土地が広く、無料のキャンプ場が数多くあり、北海道の魅力あふれるキャンプサイトが目白押しです!
しかし注意して必ず守っていただきたいのが、キャンパーとしてのマナーです。
ごみは必ず持ち帰って処分する、禁じられているところで焚火をしない、野生動物にエサをあげないなど、この環境を長く保って多くの人が楽しむために絶対に必要な気遣いです。
特に注意したいのがヒグマです。食べた残りをそのままにしておくと、それにつられてヒグマがやってくることがあります。
北海道のキャンプ場のほとんどがヒグマの生息域で目撃情報もある地域です。もし見かけても決して近寄らず、警察などに連絡を入れるようにしましょう。
どの地域でも基本ですが、マナーを守って楽しく!キャンプを満喫したいですね♪