アウトドアブランド並み!キャンプ用塩ビパイプ棚の作り方!

キャンプ用塩ビパイプ棚の作り方をご存じですか?

塩ビパイプを使って、キャンプ用棚を作ることができます。

やり方さえわかれば簡単で、だれでも作ることが可能です。

当然、キャンプに持ち込んで使うこともアリです。

では、一体どうやって作れば良いのでしょうか。

今回は アウトドアブランド並み・キャンプ用塩ビパイプ棚の作り方 についてわかりやすくご紹介します。

〇木製天板塩ビパイプ棚の作り方

こちらでは木製天板塩ビパイプ棚の作り方についての手順をご紹介します。

ポイントさえつかめば、簡単に作れます。

出来上がりは、アイアン風棚に仕上がります。

見た目がアウトドアブランド並みで、キャンプ場に持ち込みたくなること間違いなしです。

では、さっそく始めましょう。

①材料集め

1つ目は「材料集め」です。

次の材料を集めてください。

❶板材 

・厚み10×幅150×長さ1,500mm×2枚

こちらは天板の材料になります。

❷塩ビパイプ

・塩ビパイプ 直径20mm×長さ2m ×2本

塩ビパイプは直径おおよそ20mmくらいで、合計で長さ4m以上あればOKです。

❸エルボ

・DVエルボ 4個

エルボとは「L型」のジョイントのことです。

ジョイントとは「継手」のことです。

ジョイントとパイプが同じサイズであれば、人の力で差し込みつなげることができます。

❹チーズ

・DVチーズ 8個

チーズとは「T型」のジョイントのことです。

➁道具を集める

2つ目が「道具を集める」ことです。

道具は次のものが必要になります。

❶パイプソーかジグソー

パイプソーとは手動のパイプカッターのことです。

ジグソーとは電動のパイプカッターのことです。

パイプソーかジグソーのどちらかがあれば、塩ビパイプを最適な長さにカットすることができます。

もし自分でカットしたくない時は、有料でカットしてくれるホームセンターがあるのでおすすめです。

❷電動サンダー

電動サンダーとはサンドペーパーを取り付けて研磨加工をする電動工具です。

用途は次の2つです。

・木製天板の表面を仕上げる時

・塩ビパイプの切り口のバリをとって、きれいに整える時

電動サンダーがあれば、きれいにバリをとってくれ、ケガがなくなります。

❸ゴムハンマー

ゴムハンマーとは、ハンマー部分がゴム製のハンマーのことです。

材料をキズつけないようにする時に使います。

今回は塩ビパイプとジョイントを深く差し込む時に使います。

❹当て木

当て木とは、ハンマーで叩く時、材料がキズつかないようにする防護用の木材のことです。

塩ビパイプに直接ゴムハンマーで叩くと割れたりすることがあるので、できるだけ当て木を使うことをおすすめします。

❺クランプ

クランプとは固定させる道具のことです。

締め込んで、材料を固定します。

❻スケール

スケールとは、手持ちができるメジャーのことです。

スケールで材料の寸法を測ります。

❼油性マジック

油性マジックとは油性ペンのことです。

スケールで材料の寸法を測り、印をつけるために使います。

➂塗装道具を集める

3つ目が「塗装道具を集める」ことです。

木製天板や塩ビパイプの表面がそのままだと「安物感」がでます。

アウトドア感をだすために塗装します。

❶キシラデコール

キシラデコールとは、木材に塗る防水塗料です。

キシラデコールを塗ることで、水に濡れても水が侵入しにくくなります。

❷アイアンペイント

アイアンペイントとは、塩ビパイプに塗るための塗料です。

表面が美しくなり、鉄のような仕上がりになります。

❸ハケ

ハケとは、塗料を塗るための道具です。

ハケは天板用と塩ビパイプ用の2種類を用意します。

❹ミニバケツ

ミニバケツとは塗料を小分けに入れる容器のことです。

塗料は通常、缶入りです。

そのためそのままでは塗れません。

ミニバケツに塗料を必要な量だけ小分けに入れて塗ります。

❺ビニールシート

ビニールシートとは塗装時の汚れ防止に使うビニール材のことです。

④接着剤

4つ目が「接着剤」です。

接着剤は塩ビパイプがはずれないように使います。

⑤作り方

5つ目が「作り方」です。

こちらでは木製天板塩ビパイプ棚の作り方についてご説明します。

❶塩ビパイプのカット(2脚分)

塩ビパイプをパイプソーかジグソーを使ってカットします。

1)30cm×4本

2)27cm×6本

3)11cm×4本

4)3.5cm×4本

塩ビパイプをカットする時はズレないように、クランプを使ってテーブルなどに塩ビパイプを固定してからカットします。

❷切り口の仕上

切り口はそのままであればバリがあります。

全てカットしたら、切り口に電動サンダーを当て、きれいに整えます。

❸仮組み

実際にサイズが合うのか、仮組みをします。

❹天板の仕上

木製の天板はそのままでは、表面が汚れていたり、ささくれがあります。

電動サンダーを使って、汚れやささくれをとりきれいにならします。

❺天板の塗装

天板の表面にキシラデコールを塗ります。

1度塗ったら乾くまで待ちます。

乾いたら、もう1度塗ります。

さらにもう1度乾かします。

❻塩ビパイプの本組

塩ビパイプに接着剤を塗って本組します。

つなげるところには当て木を当て、ゴムハンマーで叩いてつなげていきます。

❼塩ビパイプの本組後の塗装

塩ビパイプが全て本組できたら、アイアンペイントを塗ります。

塗装後、乾かします。

❽全組み立て

天板と塩ビパイプが乾いたら、全部を組み立てて完成です。