キャンプ用鉄鍋をお探しですか?
キャンプ料理の定番の鍋といえば「鉄鍋」ですよね。
特に鉄鍋は、ダッチオーブンやスキレット、フライパンなどで使われています。
では現在どんな鉄鍋が売られているのでしょうか。
今回はキャンプ料理をよりおいしく キャンプ用鉄鍋3選について詳しくご紹介します。
目次
鉄と炭素の割合で3つの材質に分かれる!
一般的に鉄は「鉄(てつ)」と「鋼(はがね)」と「鋳鉄(ちゅうてつ)」の3つが存在しています。
この3つは「鉄(Fe)」と「炭素(C)」の合金という点ではどれも同じです。
違いは「鉄(Fe)」に含まれる「炭素(C)」の割合が違うということです。
「鉄(Fe)」に対して「炭素(C)」が多いと、メリットとしては強度が高まります。
デメリットは、粘り強さが低下することから、折れやすくなります。
それぞれの鉄の持つ機能とは「鉄(Fe)」に対する「炭素(C)」の割合で決まります。
鉄鍋の材質による3つの違い!
一般的に「鉄」は「鉄(てつ)」と「鋼(はがね)」と「鋳鉄(ちゅうてつ)」の3つの材質に分かれます。
こちらでは それぞれ3つの材質の特徴についてご紹介します。
①鉄(てつ)
一般的に「鉄(てつ)」と呼ばれているものは「鉄(Fe)」に対して「炭素(C)」の割合が約0.02%未満の合金を指します。
ところで極めて純度の高い「鉄(てつ)」は、もろく、酸化(イオン化)しやすいというデメリットがあります。
そのため工業製品には使われにくいです。
よってキャンプ用鍋として、そのまま使われることはほとんどありません。
使われている時には、かなりレアなケースです。
②鋼(はがね)
一般的に「鋼(はがね)」と呼ばれているものは「鉄(Fe)」に対して「炭素(C)」の割合が約0.02~2.14%の合金を指します。
「鋼(はがね)」は「鉄(てつ)」よりも強度が高くなった合金です。
キャンプ用鍋で使われている一般的な「鉄製品」とは、実は「鋼(はがね)製品」のことを指します。
キャンプ用鍋としての「鋼(はがね)」は、主にフライパンなどに使われています。
③鋳鉄(ちゅうてつ)
一般的に「鋳鉄(ちゅうてつ)」と呼ばれているものは「鉄(Fe)」に対して「炭素(C)」の割合が、約2.14%を超えた合金を指します。
キャンプ用鍋としての「鋳鉄(ちゅうてつ)」は、主にダッチオーブンやスキレットに使われています。
キャンプ料理を盛り上げる!キャンプ用鉄鍋3選
キャンプ料理に外せないのが鉄製の鍋です。
では一体どんな鉄製のキャンプ用鍋があるのでしょうか。
こちらではキャンプ用鉄鍋3選についてご紹介します。
①極 SONS 鉄 フライパン ベーシック 20cm COCOpan C101-003
キャンプ用鉄鍋の1つ目が「極 SONS 鉄 フライパン ベーシック 20cm COCOpan C101-003」です。
極 SONS 鉄 フライパン ベーシック 20cm COCOpan C101-003の材質は、本体は鉄製で、表面は特殊熱処理がされています。
鉄製のフライパンですが「特殊熱処理(窒化鉄)」をされていることで、サビにくく仕上がっています。
取っ手がはずせることから、かさばらず キャンプ場へ持ち運びやすく設計されています。
鉄製鍋であることから、高温、短時間で調理することができます。
手早く加熱できることで、素材の旨味を閉じ込めたまま、ジューシーな料理を作ることができます。
使い込むほど、程よく油がなじみ、より使いやすくなりますよ。
②イシガキ産業 スキレット フライパン 片手 鉄鋳物 18cm
キャンプ用鉄鍋の2つ目が「イシガキ産業 スキレット フライパン 片手 鉄鋳物 18cm」です。
イシガキ産業 スキレット フライパンの材質は、鋳鉄製です。
鋳鉄製であることから、蓄熱性が高く、一度温めると温度をキープできることから 冷めにくいという特徴があります。
また長い間 使い続けることで表面に「油膜」ができて、こびりつき にくくなります。
強度が高いので、強くこすり洗いしても キズつきにくくなっています。
おすすめの料理は ステーキやハンバーグなどの「鉄板皿」系料理です。
焼き目が おいしさをさらに高めるアクセントになってくれますよ。
調理用鍋としてだけでなく「器」としても大活躍してくれます。
③キャプテンスタッグ ダッチオーブン 鉄鋳物
キャンプ用鉄鍋の3つ目が「キャプテンスタッグ ダッチオーブン 鉄鋳物」です。
キャプテンスタッグ ダッチオーブン 鉄鋳物の材質は、鍋本体、フタとも鋳鉄製で、つるはステンレス鋼となっています。
熾火(おりび)、直火に対応しています。
ダッチオーブンであることから、オーブン、 煮る、蒸す、炊く、焼く、燻すの ほとんどの調理をすることができます。
サイズは5タイプあり、人数に応じて選ぶことができます。
これ1台あることで、あらゆるアウトドアシーンに対応できますよ。