キャンプの大人な楽しみ方って?大人らしい落ち着いた楽しみ方をご紹介

キャンプは、その趣味を始めるのが比較的若い世代であることを特徴としています。それというのもやはり体力があり、キャンプという不安定な環境への憧れ、不便を楽しむという柔軟性は年齢が若いほうが備わっている傾向が強いからというのもあるでしょう。しかし、大人になってからはそうした要素が失われてしまうのかというとそういうわけではありませんし、大人には大人のキャンプの楽しみ方があります。この記事では、そんな「大人」のキャンプの楽しみ方をご紹介します。

キャンプは子どもや若者のもの?

子どもの頃の、学校の野外学習や林間学校などでキャンプを体験したという方は多いでしょう。子どもは自然の中にいればそれだけでいろいろな遊び方を見つけて、友達とそれなりに楽しく過ごせるものです。また、若者はキャンプに行ったら、アクティブなスポーツをしたりして楽しむことができるかもしれません。しかし、ある程度「大人」になると、これまでとまったく同じような楽しみ方はできなくなるものです。では、大人にはキャンプは楽しめないものなのでしょうか。

大人には大人の楽しみ方がある!

では実際にキャンプをしているのは若い世代や子ども世代だけかというと、そんなことはありません。中高年のキャンパーも多くいますし、近年ではかなり高齢のキャンパーもキャンプを楽しんでいます。それはやはり、「大人には大人のキャンプの楽しみ方がある」ということにほかならないでしょう。それでは、実際にそうした「大人」は、キャンプでどのような楽しみ方をしているのでしょうか。

大人なキャンプの楽しみ方とは?

「大人」というと範囲が広いですが、比較的中高年を対象として考えてみましょう。若い頃ほどの体力は残っていないけれど、キャンプで大自然の中に行って楽しくリフレッシュして帰ってきたい、と考えたとき、大人にはどのようなキャンプの楽しみ方があるのでしょうか。以下には、「大人」な世代のキャンパーたちのキャンプの楽しみ方についてご紹介していきます。

焚き火のそばでまだ見ぬ物語を楽しむ「読書」

読書はそれそのものが高尚な趣味ですが、家で読書をするとなるとなかなか誘惑も多く、思ったように読書が楽しめないというケースもあります。「わざわざキャンプに行って読書?」と思う方もいるかもしれませんが、実は読書とキャンプを組み合わせて行っている方は多く、テントのそばに椅子を設置して、本を読んでいる方は意外と多いのです。買ってはみたけれどなかなか読む機会がなくて放置してしまっている本や、気になっていた一冊を購入してキャンプ場に持ち込んでみるのもよいかもしれません。日常生活では慌ただしくても、キャンプ場にいけば、ゆっくりと豊かな読書時間を確保dきます。大自然の中でまだ見ぬ物語に思いを馳せるのは、まさに「大人」の姿です。

たまにはのんびり釣り糸を「釣り」

釣りそのものを趣味とする大人も少なくありませんが、渓流釣りや海釣りなどは、「とにかく釣ってやる!」と息巻いて入っていくことが多く、それなりに忙しくせわしないものです。しかし、たとえば魚が釣れる湖などでのキャンプですと、のんびりとたまに釣り糸を垂れて、釣れたらいいな、というくらいの気持ちでいるということもできます。また海釣りでも、釣りそのものではなくキャンプが目的ということになれば、それなりに余裕を持って楽しめるでしょう。この「余裕」こそが、大人なキャンプのポイントであるともいえます。

これまでチャレンジしなかったことにも。「芸術・絵画」

持ち物は多くなってしまいますが、絵や写真といった芸術・創作系の楽しみを持っていくのもよいかもしれません。絵心を鍛えたいと思うなら、たとえばスケッチブックを持ってキャンプ場の風景をスケッチしてみたりするのも優雅で素敵ですよね。また、キャンプ場は自然環境が豊かですから、鳥などの野生動物も多く生息しています。そうした自然の姿を撮影する、「一日カメラマン」に徹してみるのもよい大人の楽しみ方かもしれません。

まとめ

「大人になると○○が楽しめなくなった」という人は多いですが、それはあまりにももったいないことです。キャンプやキャンプ地は、まさに自然の遊び場所です。大人になった人々は、そうした自然の中を走り回ったり飛び回ったりすることはできないかもしれませんが、年齢や経験を活かした楽しみ方はいくらでもあります。ぜひこの記事を参考にして、キャンプ場での「大人」な過ごし方を模索してみてくださいね。