暑い日が続く今だからこそ、行きたくなる”キャンプ”です。キャンプの夜は、場所によっては街頭が一切なく、季節に関係なく暗闇に包まれます。
キャンプでは日が暮れてからも夕食の準備と片付け、ゆっくり就寝前にお茶を飲むなどなどやることがたくさんあります。様々なシーンに合わせたランタンで暗闇の夜を明るく彩りましょう!!
そこで、今回はランタンについて紹介していきたいと思います。
目次
- ランタンの重要性って?
- ランタンの選び方と注意点
- まずはランタンの構成を理解しよう
- ランタンは用途で選ぶべし!!
- ランタンを使う際の注意点
- メインランタン向け4選
- サブランタン向け8選
- 【サブランタン】1.CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)フィールド ガスランタン<M><圧電点火装置付> UF-9
- 【サブランタン】2.snow peak (スノーピーク) ギガパワー ランタン “天” オート GL-100AR
- 【サブランタン】3.SOTO(ソト) プラチナランタン SOD-250
- 【サブランタン】4.SOTO(ソト) レギュレーターランタン ST-260
- 【サブランタン】5.ソト(SOTO) フォールディングランタン ST-213
- 【サブランタン】6.PRIMUS(プリムス) 541マイクロンランタン
- 【サブランタン】7.Coleman(コールマン) ルミエールランタン 205588
- 【サブランタン】8.UCO(ユーコ) アウトドア キャンプ キャンドルランタン
- テント内ランタン向け4選
- まとめ
ランタンの重要性って?
キャンプで無視できない問題の一つに虫があります。虫は明かりに寄ってくる習性があるため、ランタン1つのみでは夏場の自動販売機のようランタンに虫が寄ってくることもあります。蚊取り線香などでも予防はできますが、ガソリンランタンのような強力な光源があればそちらにおびき寄せることもできます。
また、ガスランタンやガソリンランタンではLEDよりも強力な光を放つことが出来ます。キャンプサイト全体を明るく照らせるので、転倒などの事故予防にも効果があります。
ランタンの選び方と注意点
まず、ランタン、ライトを選ぶ際に初心者人にありがちだと思いますが、明るさで選んでしまう傾向があるかと思います。ランタンは用途に合った商品を選ばないと火災の危険性や一酸化炭素中毒になってしまう可能性もありますので要注意です。
基本的にランタンは3つの種類に分けてキャンプでは使用します。ファミリー、グループそしてソロによっても違いますので、それについて詳しく説明していきたいと思います。
まずはランタンの構成を理解しよう
まず、キャンプで使用されるランタンの構成は以下のようになります。
メインランタン
メインランタンは、ガソリンランタンやガスランタンを使うことが多いです。最も明るいランタンのため、キャンプサイト全体を照らせるようにタープやランタンスタンドなど高いところに吊り下げて使います。
サブランタン
サブランタンは、テーブル上を照らすために使います。ソロキャンプや少人数グループでのキャンプではこれをメインランタンとしても使えます。ガスランタンやLEDランタンなどを使います。
LEDランタンは光量が少ない代わりに、火災、一酸化炭素中毒の心配がないため、就寝時にテント内に持ち込むことが出来るので持っていくランタンの数を減らすことができます。
テント内ランタン
テント内ランタンは一酸化炭素中毒や火災の原因になるので基本的に火気厳禁ですので、LEDランタンを使いましょう。
ランタンは用途で選ぶべし!!
ランタンは使用している光源で特徴と性能が異なります。以下にその光源別でのランタンを紹介していきます。
ガスランタン
ガスを燃料に使うランタンです。大光量タイプのものを選べばメインランタンとしても使えます。さらにガスストーブとメーカーを統一することで燃料の共有も可能です。
燃料代がガソリンに比べ高くなる点と燃焼時間がガソリンランタンに比べて短い点が欠点です。
ガソリンランタン
ガソリンを燃料に使うランタンです。大光量で持続時間も長い点、燃料代が比較的安い点が魅力ですが、燃料となるホワイトガソリンの取り扱いが難しいためキャンプに慣れてから使うことをオススメします。
LEDランタン
電池式のランタン。大光量タイプのものを選べばサブランタンとしても使えます。テント内など火気厳禁の場所で使いましょう。また、最近では安価なランタンが手に入りますが、高級機種との違いは低光量時の調節しやすさや、一定の明るさを保ちつづける点にあります。
キャンドルランタン
ロウソクが燃料のランタン。ゆらゆら動く炎とLEDにない暖かい光が魅力的。ほかのランタンに比べて場所を取らないので夕食後、一息つく際に使ってみましょう。
ランタンを使う際の注意点
ほとんどのガス・ガソリンランタンには専用のマントルがあります。マントルの装着方法や準備はランタンの説明書を必ず読んでください。また、ランタン購入時にマントルが付属することもありますが、必ず予備のマントルを買っておいたほうがいいです。
ガソリンの取り扱い
ランタンで使うガソリンはホワイトガソリンを使いましょう。自動車用のガソリンには不純物が多く含まれているため、ジェネレータを詰まらせるなどランタンを破損したりする火災の原因にもなります。
ホヤの種類
ガス・ガソリンランタンはマントルに燃料を吹き付け燃焼させることで発光しています。このマントルは脆く、むき出しの状態で風が吹いただけでも崩れることがあります。そこで、ホヤによってマントルを風から守っています。
ホヤは主にガラス製と金属製に分かれて、ガラス製のものはクリアな光を全周に届けますが、割れる場合があります。一方、金属のものは割れる心配がありませんがガラス製に比べ光量が落ちます。
メインランタン向け4選
大型かつ大光量のランタンです。大人数での食卓やキャンプサイトを照らすことができます。
【メインランタン】
1.CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) テラパワーガスランタンUF-2
テラパワーの名に恥じない大光量のガスランタン。ホヤを守る金属のバーや光を下方向に反射させるリフレクターが付属するなどコスパが良く、実用性の高いランタンです。
【メインランタン】
2.Coleman(コールマン) 2500 ノーススターLPガスランタン
メインランタンとして使用可能なガスランタン。200W相当の大光量でキャンプサイトを明るく照らすことが出来ます。
【メインランタン】
3.Coleman(コールマン) ワンマントルランタン 286A740J
コールマンのガソリンランタンです。シンプルな構造のランタンで燃料の持続時間はガスランタンよりも長いことが特徴です。ただし、燃料にホワイトガソリンを使うので十分注意して使用しましょう。
【メインランタン】
4.Coleman(コールマン) ノーススター チューブマントルランタン 2000-750J
マントルがチューブ状になっているため発光量が大きいガソリンランタンです。非常時には無鉛ガソリンが使用可能な災害にも強いランタンですが、普段のキャンプではホワイトガソリンを使いましょう。
サブランタン向け8選
ソロキャンプや少人数ではメインランタンとして使えるランタンの紹介をしていきます。コンパクトさに重点を置いたランタンが特徴です。
【サブランタン】
1.CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)フィールド ガスランタン<M><圧電点火装置付> UF-9
60W電球ほどの光量のガスランタン。テーブル上をしっかり照らしてくれる光源の高さです。メインランタンとしても使用できる光量が魅力的です。
【サブランタン】
2.snow peak (スノーピーク) ギガパワー ランタン “天” オート GL-100AR
80W相当の明るさとコンパクトさが売りのガスランタンで、小型のガス缶を使うことでさらに省スペース化が可能の優れものです。
【サブランタン】
3.SOTO(ソト) プラチナランタン SOD-250
マントルが必要ないガスランタンです。一般的なガスランタンと比較すると光量は落ちますが、マントルが要らないことはとても大きな利点です。荷物を減らしたい方や、ソロキャンプ、ツーリングキャンプなどでオススメの一品です。
【サブランタン】
4.SOTO(ソト) レギュレーターランタン ST-260
カセットコンロの缶が使えるガスランタンです。調理はカセットコンロだけどランタンのために専用の燃料を買いたくない人にオススメです。金属製のホヤなので割れる心配はありません。ただし、燃料を横倒しで使うためスペースを取るのが欠点です。
【サブランタン】
5.ソト(SOTO) フォールディングランタン ST-213
燃料充填式の小型ガスランタンです。カセットコンロの燃料を充填するため、前回のキャンプの余りやご家庭で使いかけのガス缶から充填できます。中途半端に余ったガスの再利用に役立ちます。ただし、サイズが小型で明るさも他のガスランタンに比べて劣ります。
【サブランタン】
6.PRIMUS(プリムス) 541マイクロンランタン
登山用の小型ガスランタン。登山での使用のために作られた頑丈なランタン。ホヤは金属製で衝撃に強く、サイズも非常にコンパクトです。山でのキャンプにも使えるランタンですので、登山、キャンプどちらでも有用な一品です。
【サブランタン】
7.Coleman(コールマン) ルミエールランタン 205588
マントルを使わず、ロウソクのように炎を光源に使うランタンです。実用性よりも雰囲気重視でゆったりとした空間を作り出せます。
【サブランタン】
8.UCO(ユーコ) アウトドア キャンプ キャンドルランタン
専用のロウソクを使うキャンドルランタンです。他のランタンに比べて小型軽量でマントルも不要で、装備の隙間に詰めて夕食後のお茶などにどうでしょうか?
テント内ランタン向け4選
テント内で使える低光量のランタンの紹介をしていきます。寝ている途中でトイレに行きたくなった時など明るすぎない室内灯の機能を持ったもものもあります。テント内で使いましょう。
【テント内ランタン】
1.Coleman(コールマン) バッテリーガードLED ランタン/1000(グリーン)
サブランタンとしても使用可能な光量のLEDランタンです。室内灯の設定もあります。大光量から低光量まで温かみのある色で光ります。
【テント内ランタン】
2.GENTOS(ジェントス) Explorerシリーズ EX-V777D
ライトメーカーのGENTOSから出ているLEDランタンです。室内灯の光量設定はありません。テント内での照明に使いましょう。
【テント内ランタン】
3.BlackDiamond(ブラックダイヤモンド) モジ BD81030
登山装備メーカーのBlack Diamondの小型LEDランタンです。テント内での照明に最適なランタンです。
【テント内ランタン】
4.mont-bell(モンベル) クラッシャブル ランタンシェード L 1124622
懐中電灯やヘッドライトの光を拡散させるシェードですが、これ単体でもっていっても光源が無いため、必ずライトを別に用意しましょう。
まとめ
いかがでしょうか。今回紹介したものは初心者からベテランまで幅広く使えるランタンです。キャンプで日没後も楽しく過ごすためにランタンを揃えましょう!
今回紹介したランタンを使ってソロキャンプやグループでのキャンプ、車中泊まで皆さんの目的に合わせたランタンを探してみてください!
自分にあったランタンを選ぶことで、週末のキャンプを夜まで余すことなく楽しみましょう!!