【キャンプ用品】おすすめのマット13選!【選び方やポイントも解説】

暑い日が続く今だからこそ、行きたくなる”キャンプ”です。キャンプの夜は、季節に関係なく快適に寝れるかが、課題となっていると思います。睡眠と言えば、1日中野外で遊んだ疲れを癒す大事な時間です。そんな睡眠時間を左右するとも言われているのがマットです。マットには様々な種類があり、こちらの選定を誤ると、せっかくの睡眠が台無しになってしまいます。

快適な睡眠ができなければ体力も回復しないので翌日も思いっきり遊べません。そんなのって損ですよね?そこで、今回は、そんなマット、マットの選び方について紹介していきたいと思います。

マットの重要性って?

よく、キャンプでは寝るときのために、寝袋について考える人が多いですが、寝袋では快適な睡眠はできないものと言われています。

その理由として、凸凹した地面に寝袋だけで寝るというのは、小石などが身体に当たったり、腰痛を引き起こすため、快適に眠ることには適していません。

そこで、マットが登場します。マットはクッション性が高く、またモノによっては断熱性能も高いため、夏場でも地面から熱を奪われますが、これを改善することができます。

また、マットはテント保護の役目を担うことができます。テントの床は防水加工された1枚の布のため、中から車のカギなど硬いものを当てると穴があくこともあります。マットを敷くことで床の全面を保護することに役立つことができます。

しかし、1人で楽しみたいソロキャンプやツーリングキャンプのような荷物が限られる場面ではコンパクトなマットを選んだ方が良いです。

ソロキャンプや少人数グループ向け7選

ソロキャンプや少人数で使えるマットの紹介をします。コンパクトさに重点を置いたマットが特徴です。

1. ワイズ アルミレジャーシート

テントマットとして使用できるアルミシートです。銀面を上に向けることで食べ物をこぼしたような汚れを綺麗にふき取ることができ、テント床面を保護します。

この上にスリーピングマットを敷いて快適な睡眠環境を作ることができます。100×200cmのサイズで1~2人用テントの床面全面を覆うことが出来ますので、複数枚使うことでより大きなテントにも使えます。

2. CAPTAIN STAG (キャプテンスタッグ) キャンプマット 2人用 レジャーシート EVA フォーム マット ダブル 収納袋付 140×217cm UB-3001

クッション性の高いテントマットです。スリーピングマットとしても利用できますが、厚みがあるためかさばります。空気で断熱するため、凸凹のパターンが刻まれています。物をこぼした際は拭き取りにくいので注意しましょう。

3. CAPTAIN STAG (キャプテンスタッグ) シルバーキャンピングマット

一人用の銀マットです。スリーピングマットだけでなくテントマットとしても利用できる優れものです。寒いときは体温を反射させるために銀色の面を上向きに使うと効果的です。

4. THERMAREST(サーマレスト) リッジレスト ソーライト

個人用のウレタンマットです。スリーピングマットとして銀マットよりも頑丈で、エアマットやインフレーターマットに比べてクッション性は劣りますが、パンクする心配も無く抜群の信頼性を持っていることが特徴的です。

しかし、銀マット同様巻いて収納するためかさばるという欠点があります。

5. mont-bell(モンベル) U.L. コンフォートシステム エアパッド

登山用のクッション性が高くコンパクトなエアマットです。オプションのポンプを使うことで効率的に空気を充填できます。滑りにくい生地で作られているため斜面でも寝ている間もずり落ちにくい特徴があります。

モンベルのマットは四隅に接合部があるので他のマットや枕を固定してずれない様に使用できます。さらに修理用品が付属するので修理用品について詳しくなくても安心できる一品です。

6. THERMAREST(サーマレスト) トレイルスカウト

サーマレスト (Thermarest) Trail Scout トレイルスカウト L ラージサイズ (64×196×厚さ2.5cm) R値3.4 ウイングロックバルブモデル [並行輸入品]
THERMAREST(サーマレスト)

通年使用できるインフレーターマットです。マットの中では少し高価となりますが、その分クッション性と断熱性が高く寒い時期でもおすすめです。ある程度自動で膨らみますが最後の方は自分で空気を吹き込んでテンションを調整することができるのが特徴です。

欠点としては、修理キットはオプションになっているのでセットで買う必要があります。

7. mont-bell(モンベル) U.L. コンフォートシステム キャンプパッド50 180

キャンプ用のインフレーターマットです。厚さ5 cmのクッション性が高いマットで、登山用マットに比べると収納サイズはかさばります。生地は滑り止めの加工が施されており、斜面でも安心して眠れます。こちらは嬉しい修理キットが付属となります。

6人以上用テントを使うファミリー・大人数グループ向け6選

これまで紹介したものよりも大型のマットで、ベッドのように寝ることが出来ます。

1. CAPTAIN STAG (キャプテンスタッグ) シルバーキャンピングジャバラマット

大型の銀マットです。折りたたみ構造で車内やご家庭での収納性が高いのが特徴的です。2枚で大型テントに丁度いいサイズになりますので、テントマットとスリーピングマットどちらでも使えるマットです。

また、断熱性が高いマットなので、インフレーターマットと併用して冬キャンプにおすすめです。

2. キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テントフロアマット260×260cm M-3305

CAPTAIN STAG/キャプテンスタッグ テントフロアマット260×260cm M-3305

シート状のテントマットです。布地で肌触りも良く、春~秋の3シーズンでおすすめの一品です。大型のマットですので、収納サイズも車移動のキャンプが前提となる大きさが特徴でもあり、欠点でもあります。

3. Camel キャンピングマット

エアーマット Camel キャンピングマット自動膨張 エアマット 折畳み式 エアピロー付き式 花見 キャンプマット ダブル ピクニックパッド マット軽量 防水 収納袋付き キャンプ アウトドア キャンピング (ダークブルー)
Camel

キャンプ用の大型インフレーターマットです。2人用サイズの中ではコンパクトな収納サイズで、枕もついていて、ご家族でのキャンプにおすすめです。

修理キットは付属しないので別に買う必要があります。

4. コールマン(Coleman) コンフォートエアーマットレス

Coleman(コールマン) コンフォートエアーマットレス/W キャンプ用マット テント用マット

大型のエアマットです。空気を充填して抜群のクッション性が得られます。膨らませる際はかなりの空気量が必要になるので、ポンプが必須となります。

また、修理キットはメーカーでは取り扱っていないので他社製のものを用意するかダクトテープで応急処置する必要があります。

5. コールマン キャンパーインフレーターマット/W

2人用のインフレーターマットです。頭の部分のスポンジが厚くなっており、枕と併用して寝やすくなっています。こちらも修理キットは他社製のものを用意するかダクトテープで対応する必要があります。

6. FIELDOOR 車中泊マット Lサイズ 10㎝厚

圧倒的な10 cm厚のインフレーターマットです。車中泊向けに作られたベッドのようなクッション性と断熱性で通年を通して使用できます。こちらも修理キットは他社製のものを用意するかダクトテープで対応する必要があります。

マットの選び方と注意点

マットは重ねて効果アップ

次に、マットの選び方と注意点を説明する前に、テントでのマットの構成について説明していきます。テント本体は下の図のようにグラウンドシートとテントマットでサンドイッチされています。

この上にクッション性の高いスリーピングマットを配置して寝床を作っていきます。下記で更に詳しくマットの種類について説明していきたいと思います。

グラウンドシートって?

グラウンドシートとは、テントの外側を保護するシートです。防水性が高くクッション性は皆無ですが、テントの床を汚れや傷から守ってくれます。

テントのオプション品でもありますが、ホームセンターで手に入るブルーシートでもこれは代用できます。

テントマットとは?

テントの内側を保護するマットです。テントの床面全面を覆うサイズで断熱性は高いですが、クッション性は悪く、基本的にこの上にスリーピングマットを敷いて寝るスタイルが多いです。

スリーピングマットとは?

これは、名前の通り、就寝時に敷くマットのことです。クッション性と断熱性が良いので、敷布団のような役割をもっています。

マットは素材で選ぶべし!!

マットは使用している材質で特徴と性能が異なります。以下にその材質別でのマットを紹介していきます。

銀マット

ホームセンターでも売っているマットで、最も安価で手に入るので初心者におすすめです。また、ワンシーズンで破れても買い換えられる手軽さもおすすめポイントの一つです。

ウレタンマット

銀マットよりも厚みがあり、強度も高いです。厚みのあるものを選べばクッション性と高い断熱性が得られます。シンプルな構造のため軽量なのが売りです。

エアマット

プールで使う浮き輪のように空気を詰めて広げるマットです。コンパクトながらにしてクッション性があります。空気を入れる際にはポンプがあった方が良いです。

特にキャンプ用の大型のものは電動のポンプの使用がおすすめです。欠点としては、パンクすると使い物にならないので、このマットを使用する方には、修理キットを必ず持っていくことをおすすめします。

インフレーターマット

エアマットの中に肉厚のスポンジが入っているため、抜群のクッション性と断熱性を持ったマットと言われています。地面の凸凹を吸収するのに最適です。

収納サイズはエアマットとウレタンマットの中間ほどが一般的です。こちらもパンクすると使い物にならないので、必ず修理用具も持っていきましょう。

マットを持っていく際の注意点

高いクッション性による寝心地を求めてエアマットやインフレーターマットを選ぶ際は必ず修理キットが付属しているかどうかを確認する必要があります。

別売りのオプション品の場合もあるのでマットを買う際にはセットで買うことをおすすめします。どうしても用意できない場合はダクトテープで代用することもできますよ!!ダクトテープはマットの修理だけでなく、テントの応急修理にも使えるのでキャンパーの間では万能修理用品と言われています。下記におすすめの商品を紹介しておきます。

まとめ

いかがでしょうか。今回紹介したものは初心者からベテランまで幅広く使えるマットです。キャンプにおいてあまりマットは寝袋ほど重要視されていませんが、それが原因で想定しなかった腰痛に悩まされたりなどして、楽しいはずのキャンプが翌朝にも疲れを引きずってしまいます。

そうならないためにも、今回紹介したマットでソロキャンプやグループでのキャンプ、車中泊まで皆さんの目的に合わせたマットを探してみてください!

週末のキャンプの疲れを翌日に残さず、リフレッシュして日常生活に戻りましょう!!